『マビノギデュエル』の環境デッキを解説するコーナーです。マビノギデュエルの攻略にはアリーナで勝利の高いデッキ=環境デッキを理解することが一番の近道です。
本記事ではそんな環境デッキ(4/7現在)
の解説を行っていきます。
目次
ルーキーアリーナ
赤緑白ホーリースピア
まずルーキーアリーナで最も使用率の高いデッキはこちらのホーリースピアデッキ。対戦相手の使用デッキ名にこの名前が出たら、ほぼこの形だと思って間違いないでしょう。
初心者の方はまずはこちらのデッキを構築することをオススメします。
ホーリースピアでコントロールするデッキと思いきや、本来の姿はゴブリン爆破兵や魔術師39才などで相手に攻め続けるビートダウンがその正体です。
このデッキの強さは3色の除去カードの配分です。
赤に爆破兵、緑に狩り、そして白に襲撃と低コスト除去を代表する3枚が採用されています。そして全体除去に赤の火炎放射、白の反射トラップ、ホーリースピアと3枚も投入されており、敵の展開具合と使用カードに対して見合ったコストでの除去を選ぶことが可能です。
アタッカーには相手が除去を躊躇した「爆破兵」、4コストで破格のスペックを持つ「魔術師39才」と「アルビダンジョンゴーレム」が採用されています。
爆破兵は特に対策の選択肢が狭く、アルビダンジョンゴーレムは狩りのダメージ圏外として、出すだけで活躍が見込めます。
魔術師39才は相手の爆破兵に対しての回答となり、性能は抜群です。
本デッキでは「ホーリースピアを対策したホーリースピアデッキ」となっており、捕獲、ドラゴンハンタースコットが採用されています。
こちらのデッキの自由枠は上に挙げた除去カードとクリーチャーを除くと3~4枚は確保できるので、特に使用頻度の高いデッキ、対戦ルールに併せて使用するカードを変えるといった工夫を行うと良いです。
ちなみに以前は「猪」が採用されており、猛威を振るっていましたが、「猪」にエラッタが入ったため、現在はあまり見かけません。
PVPアリーナ
赤白青魔術師:ジュール
こちらは以前ゲードラでも紹介した「魔術師:ジュール」での早出し召喚を狙ったデッキです。出現するのはG4で収録された「破滅機」シリーズです。
破滅機はシリーズの特徴として「輪廻」を持ちます。この回数だけ破壊を無効にし、所持している資源と同じ値のHPを持って復活する除去耐性です。
それ以外に各色で固有の能力を持っています。
魔術師:ジュール型の共有の弱点としては「進化のまゆ」「カエル変化」ですが、そちらも対策としてスペルカウンターを持っています。
特にピックアップしたいのは「再召喚」「召喚取り消し」のコンボです。このカードは恐ろしいほど破滅機と相性が良く、輪廻を消費した後の破滅機に使用すると、輪廻回数が回復します!!(召喚取り消しの場合はまさに再召喚ですが)
また、最近の流行りとしてはエラッタ後の「フェニックスの羽根」を利用するために、大型モンスターを2体採用している型が多く見られます。
守りのカードには「裏切り」「山火事」の2枚でピンポイントに同型、ビートダウンを対策しています。
G4注目のカード
破滅機シリーズ
G4の目玉はなんといってもこの「破滅機シリーズ」。各色ごとの強力な能力に加え、「輪廻」という優れた除去耐性を持っています。中でも注目なのは、白・赤・黒の破滅機です。
死神の儀式
敵の資源を大幅に減らせるカードです。ゴブリン爆破兵など、死ぬことで能力を誘発するタイプのクリーチャーとのコンボで凄まじいポテンシャルを発揮できます。既存のカードでは地獄の道連れがありますが、そちらと併用したコントロールデッキが期待できそうです。
ティンターカの短剣
こちらは敵の大量展開に対するメタカードとして注目です。レベル3になるとコストはたったの3で3体に
4ダメージを与える除去になります。中盤~後半にかけて登場する「ミラーゴースト」や「反射トラップ」が主なメタになるでしょう。どちらも採用率の高いカードですので、デッキの相性を考え「ヘルハウンド」「サイキックテンペスト」と入れ替えると良いです。
編集者コメント
G4はG3の先行販売と比べて大人しめな感想です。クリーチャーよりはスペルが強化された印象が強いです。(とはいえ大型のクリーチャーは大量に追加されています!!)
しかし、どんなカードが一気に環境を支配するかわからないのもTCGの醍醐味ですので、常に警戒しましょう!