10月1日(土)、ドスパラ秋葉原本店「ドスパラ VRパラダイス」にてVR『サークル オブ セイバース』の体験会が行われた。
本作『サークル オブ セイバース』は東京ゲームショウ2016(以下、TGS2016)に、PDトウキョウブースで出展された体験型アクションVRとなる。
剣を振り・盾で防ぐシンプルな操作法ながらVR空間で身体全体を激しく動かすスポーツ性から、
最大180分待ちで連日キャンセル待ちになるほどの賑わいを見せていた。ユーザーはもちろん多くのメディアからも注目を集めた作品となる。
今回、無料の体験会が開かれた背景として、TGS2016で大盛況ながらVRの特徴から実際に試遊できるユーザーが1日100名ほどに留まったことを受け、今回はブースを4区画に拡大。
最大300名が無料でプレイできるように配慮されている。
そんな背景で開催された体験会にゲードラ編集部サンドバッグ森口が潜入! 会場の模様や、実際に体験することができたのでプレイレポートを残しつつ、今後本タイトルへの挑戦を考えている方向けに
攻略要素をお伝えしよう!
会場は既に満員! そして、いざ参らん!
開催時間は12時からで筆者は13時に会場に到着したが、既に今か今かとプレイを待つ多くの人が集まっていた。待機中はプレイの様子を楽しめる。
▲プレイを最後までクリアすると歓声が起こることも! 1つ気になったのが何度も来ている人もいるようだが、スクリーンをじっくりと見つめていた。何かを探っている様子。
タイムが気になるのだろうか。確かに今回の体験会ではタイムアタックが行われていて、優勝者には賞品として「Vive」が贈呈される。 かなり貴重なものが手に入るのだから他チャレンジャーのタイムが気になるのは当然のことか。
▲約10万円の賞品!
さて、私の番が回って来たようだ。
プレイの前に、本タイトルのゲーム性を解説しておこう。
ゲームを開始すると装備を2つ(片手ずつ)選ぶこととなる。装備は盾・剣×2の中から選択。装備を整えると、前方180度から次々と敵モンスターが出現し襲い掛かってくる。これらの攻撃を掻い潜り、一定数撃退することで大ボスとのバトルフェイズへ移行。見事打ち倒すことでクリアーとなる。
ちなみに私は2刀流でいくと心に誓っている。
▲PVの女子高生カッコ良い。双剣は中二病を煩わすのに持ってこい。
それでは、
少しばかり世界を救ってこよう。
▲初チャレンジなので操作法を受講中。
▲アイマスクを装備し、双剣を手に。いざ征かん!
▲ちょ、ちょっと待って!めちゃくちゃいっぱい出る!右はイメージとしてPVの一部を拝借!めっちゃ出る。
▲せ、せいや!
▲そいや!
▲ていやー!
…死んだ。
至極あっさり負けてしまった…。
戦闘中1回限り使用できる魔法
「メテオストーム」も滑舌の悪さであえなく不発。魔法は実際にプレイヤーの音声を拾うのではっきり唱えないと詠唱失敗となる。
中の人に攻略情報を聞き出す!
悔しすぎたので、PDトウキョウ企画営業部部長 大畠氏に愚痴を聞いてもらいつつお話を伺うことに。
双剣はガードが難しくて初心者は体力をゴリゴリ削られてしまうため、片手剣がオススメのようだ。
盾は非常に優秀で腕を上に構えているだけである程度防げるとのこと。
装備面での攻略情報は以上となるが大事な攻略要素が1つある。それは
敵の種類によって攻撃パターンや体力が異なるといった点。
プレイ中は一切気を配る余裕が無かった…。確かに色やサイズが違っていた。
先ほどスクリーンをじっくり眺めていた人らは
敵モンスターの動きや特徴を観察し、シミュレートしていたのかと、今頃になって気付いた。しかも今回はTGS版と違った動きを組み込んだとのことなので、他プレイヤーのプレイを参考にしていたのか…。
▲ハイスコアを更新するコツは敵の動きを把握すること!
ということで、その後私もじっくり観察し、敵モンスターの一覧とその特徴をまとめてみた。今後のイベントで挑戦する方は参考にしてほしい。(私の仇もとってほしい。)
●小型~中型モンスター
緑ゴブリン…近づいてきて殴るノーマルな動作。
黄ゴブリン…攻撃にフェイントを織り込んでくる。
赤ゴブリン…ジャンプ攻撃をしてくるので、剣の横払い攻撃が当てづらい。
トロール…2回攻撃しないと倒せない。攻撃は盾で防御できる。しかし大きい分、攻撃が上から来るので、間合いをしっかりとって防御しないと、ガードを突き抜ける。
●大型ボス
・回避してからでないと攻撃を加えられない。
・右手、左手での振り下ろし攻撃は左右に移動して回避。
・両手叩きつけ攻撃は後退して回避。
・両手の平、両足の甲に弱点となるダイヤがあるので破壊し、最後に頭部のダイヤを破壊することでクリアとなる。
・攻撃を加えるタイミングが限られるので、タイムアタックで魔法を放つタイミングはここ!
▲そして、観察の合間に今イベントのコスプレイヤーさんをパシャリ。私より進んでいて正直悔しかった…! この「悔しさ」が「次こそは…!」と再挑戦するハマり要素になっているのだろう。
攻略情報は以上となる。ただし、TGSからわずか10日間でモーションに変更が加えられていたので、今後更に難しくなることが予想される。
大畠氏によると、
年内に後1回は体験会のようなイベントを開催する予定ではあるが、今後の展開は未定とのことだった。
来年以降も何らかの形でプレイできることは確実だ。今後も『サークル オブ セイバース』の展開に期待しよう!