ボーイズビーアンビシャスデーは1877年の今日、札幌農学校(現在の北海道大学)に赴任していたウィリアム・クラークが、「Boys, be ambitious!」(少年よ、大志を抱け)の言葉を残したとされていることにちなんで制定されました。
今回はこの名言、「少年よ、大志を抱け」をもじってタイトルがつけられた作品
『商人よ、大志を抱け!!』をご紹介します。
夢と野望の海上貿易!ボードゲーム作品『商人よ、大志を抱け!!』
『商人よ、大志を抱け!!』は1995年にバンダイが発売した、スーパーファミコン用のボードゲーム作品です。プレイヤーは商人となって国興しのための貿易競争に参加し、各港で安く購入した品をほかの港で高く売って利益を上げていきます。各地で購入できるマグロやトマトなどの特産品を輸送し売ることで儲けていくという、貿易の仕組みも学べるような内容となっています。
また、本作では購入した品物が時間が経つと腐ってしまうようになっています。店頭に並ぶ品物の質が状況によって違うなど運にも左右されることはありますが、いつどの商品を仕入れて売りさばくかという戦略が非常に重要です。
そして類似ゲームと異なる点として、本作には固定資産が存在しません。土地や物件の購入などはなく資産は全て手持ちの現金で計られるので、プレイヤーはひたすら貿易をこなしていく必要があります。ほかにも、競争相手に戦闘を仕掛けることも可能となっており、別のプレイヤーと隣り合うマスに止まった場合は直接戦うことができるなどのバトル要素もあります。
さらに、教会などで出会える女神様に守護神になってもらえるというシステムもあり、カードの女神シナモンや売買の女神シュガーなど、それぞれの女神の能力に応じた恩恵を受けることができるようになります。一度守護神を決めるとほかの女神に変えることは不可能なので、どの女神を選ぶかも大切な戦略となっています。
成長のためには大志を抱くことが必要不可欠。しかし変化が怖くて踏みとどまってしまう方も多いのでは。そんな方は、大志を抱いてゲームをプレイし優勝を目指すことから始めてみてはいかがでしょうか!