旧暦の4月30日は岩手県の衣川館で
源義経が自害した日です。幼名の牛若丸としても知られる彼は今でも高い人気があり、多くの作品に登場しています。ということで、今回は
源義経が登場するゲーム作品を3つご紹介します!
源平合戦モチーフのアクションゲーム『源平討魔伝』
1986年にナムコが開発したアーケードゲーム
『源平討魔伝』は、源平合戦を題材とした浄瑠璃「出世景清」をモチーフにしたアクションゲームで、敵として源義経が登場。1185年の壇ノ浦の戦いで戦死した主人公平景清が、異次元の者である「ぷれいや」からの布施により地獄より蘇り、義経や弁慶と戦い三種の神器を集めて、平家の仇である源頼朝を討ち取るべく鎌倉へと向かっていくゲーム内容となっています。ステージ3の石見やステージ23の山城に義経はボスとして出現し、「殺して進ぜよう」などの掛け声や奇声を上げてプレイヤーに襲い掛かってきます。
この作品はアーケード版を忠実に再現したPCエンジン版や、ボードゲームシステムになったファミリーコンピュータ版など様々な機種に移植されています。
地獄から蘇りを企む頼朝の復活を阻止!『源平討魔伝 巻ノ弐』
さらに、『源平討魔伝』の続編である
『源平討魔伝 巻ノ弐』にも義経が再び登場。1992年にナムコから発売されたPCエンジン用アクションゲームである本作は、地獄から鎌倉までの全7ステージ構成となっています。魔界日本と呼ばれる世界で復活の機会を伺う源頼朝を討つため、再び蘇った平景清が「鎌倉あぎと」を目指し旅立つという内容です。ステージ3のボスとして出現する義経は牛若丸スタイルで姿を現した後鎧武者姿で襲い掛かってくる仕様となっており、前作以上にボスの演出が強化されています。
無双系にも義経登場!『無双OROCHI 魔王再臨』
また、コーエーより発売されたアクションゲーム
『無双OROCHI 魔王再臨』にも義経がキャラクターとして参戦しています。無双シリーズの10周年記念作として制作されたアクションゲーム『無双OROCHI』の続編で、前作で魔王遠呂智が倒されてから一か月後の話が描かれています。今作から本シリーズオリジナルキャラクターとして平清盛や源義経など、三国・戦国シリーズとは関係のない人々が登場するようになり、総勢94名のキャラクターが使用可能となっています。全体的に難易度も低く、無双系初心者の人でも始めやすい作品です。
悲劇的な最期を含む数々の逸話を持ち、フィクションにおける人気も高い武将、源義経。ゲームをプレイして彼の生きざまに思いをはせるのも良いかもしれません!