恋の予感の日は、「5(こ)1(い)」(恋)と読む語呂合わせから2018年に制定されました。今回は、恋の始まりを予感させるゲーム作品
『ときめきメモリアル』についてご紹介します!
多くの男子をときめかせた恋愛シミュレーションゲームの先駆け『ときめきメモリアル』
今でも高い人気を誇るコナミの恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」。1994年に第1作目となるPCエンジンSUPER CD‐ROM2用ソフト
『ときめきメモリアル』が発売されたことからシリーズの歴史が始まりました。プレイヤーはきらめき高校に入学した男子生徒として勉強や部活などに取り組んで能力値を高め、卒業式の日に幼馴染の藤崎詩織から告白を受けることが目的です。藤崎詩織だけではなく、他の女の子ともデートに行けたりイベントが発生したりと、色々な女の子との恋愛が楽しめるのも本作の魅力の一つです。
また、最大の特徴として爆弾システムというものがあり、ヒロインの不満度が高まり一定数に不満が達すると爆弾が爆発、それにより女の子全員の好感度が激減することがあります。つまりプレイヤーには、定期的にデートを申し込むなど爆弾を発生させない立ち回りが求められます。いかにして爆弾を抑えるかという戦略もプレイにおいてはかなり重要となってきます。
さらに、本作のメインヒロインである藤崎詩織は主人公に求めるスペックが非常に高く、能力値が低いと下校の誘いなどを「一緒に帰って友だちに噂とかされると恥ずかしいし」の一言で断ってきます。この言葉に肩を落としたプレイヤーも多かったのでは?
当時としては異例のフルボイス収録でゲーム性も高く、リアルな学園生活を追体験できるということもあり本作は人気を獲得し、あまり一般的でなかった恋愛ゲームというジャンルが普及していきました。その後『ときめきメモリアル』はPlayStationやスーパーファミコン等にも移植され、セガサターン版ではプレイヤーが女の子に告白できるイベントが追加されています。
未だなお多くの人を惹きつけてやまない『ときめきメモリアル』。現在までにナンバリングタイトルは
『ときめきメモリアル4』まで発売されており、派生作品も多く制作されています。恋の予感の日は是非ときメモをプレイして、新たな恋を始めてみませんか?