1891年の今日、帝國探明會という企業が探偵の新聞広告を日本で初めて掲載したことを記念して制定された
探偵の日。今回は
数ある探偵ゲーム作品の中から3本をピックアップしご紹介します!
飲んだり食べたりどついたり!ユニークな捜査が可能な『さんまの名探偵』
まずは探偵ゲームといえば思いつく人も多いであろうテキストアドベンチャーゲーム
『さんまの名探偵』。プレイヤーは桂文珍殺人事件の真相を探るため、自称関西一の名探偵である明石家さんまの助手となり一緒に事件を解決していきます。調べる、取る、飲む・食べるといった捜査コマンドや、通常の捜査では解決できない状況に陥った際にさんまに考えてもらう「さんまコマンド」、会話をしている相手を殴りつける「どつくコマンド」など、ユニークなものが多数用意されています。ゲーム中に散りばめられたコミカルな要素と、二転三転する質の良いシナリオ展開などが評価される良作です。
タバコも吸うハードボイルドな探偵!『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』
また、探偵ものといえば外せないアドベンチャーゲームシリーズ「探偵 神宮寺三郎」。その一作目となるのが
『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』です。新宿中央公園で見つかった絞殺死体の犯人捜しを依頼されたハードボイルドな探偵、神宮寺三郎が主人公となっており、コマンドを選んで捜査を進めていきます。「タバコすう」「おどす」などの独特なコマンドが多く、周りの登場人物にも大物ヤクザや壮年の警察官など渋いキャスティングがそろっている、大人向けテイストの作品です。
2018年に発売されたNintendo Switch用ソフト
『ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ』では、若き日の神宮寺三郎がニューヨークを舞台に繰り広げる若き日の冒険を楽しむことができます。
『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』
そして、「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ作品も探偵が主人公の作品です。第一作目の
『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』はコマンド選択型のテキストアドベンチャーゲームで、プレイヤーは記憶喪失になった17歳の少年探偵となって、地方の旧家で起こった殺人事件の真相を追っていきます。連続殺人という題材にオカルト要素を絡めて緊迫感を出したシナリオ運びと恐怖感を煽るBGMが高く評価されています。
ちなみに、二作目に発売された
『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』と共に、Nintendo Switchからリメイク版が5月14日より発売されています。現代によみがえった「ファミコン探偵俱楽部」も是非お見逃しなく!
▲Nintendo Switch版『ファミコン探偵俱楽部 消えた後継者・うしろに立つ少女』のゲーム画面
謎に満ちた事件をいとも簡単に解き明かし多くの人の憧れを集める探偵。探偵の日は、皆様もゲームの中で探偵気分を味わってみてはいかがでしょうか!