1235年の今日、藤原定家によって小倉百人一首が完成されたことを記念して制定された
百人一首の日。今回はデジタルな百人一首が楽しめるゲーム作品
『タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿』をご紹介します！
遊ぶ、覚える、旅をする！『タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿』
『タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿』は、2006年に任天堂より発売されたソフト。今は嵯峨嵐山文華館となっている、京都市の時雨殿に設置されていたアトラクションをベースにした百人一首に関するゲームがプレイ可能です。
清少納言や蝉丸など、5人の歌人たちと一対一でかるた競技を行うかるた五番勝負では、難易度を初級・中級・上級の3つから選んで対戦します。成績によって級位や段位が認定される白熱したバトルを楽しむことができます。
歌を覚えるモードは、語呂合わせで100首の歌を全て暗記していくことが目標となっています。ランダムで選択される5首を語呂合わせで記憶し、15回連続でお手付きせずに取れるよう反復した後、「手合」で清少納言との対戦があります。さらに全ての歌を覚えると、150秒以内に100枚の札を取れるか挑戦する「早取」モードが出現します。
そして、ちどりの京案内では京都市内の百人一首にちなむ歌枕や名所の観光案内を見ることができます。タッチペンで行程を指示すると徒歩で移動した場合の距離や時間・消費カロリーを計算する機能が搭載されており、観光ガイドブックのような使い方が可能です。加えて京都のスポットに関する問題が出題される機能もあり、正解率に応じて京都にどれほど詳しいか判定してくれます。
また、かるたで対戦モードは、DSが百首をランダムで読み上げてくれるので、実際のかるたを使った勝負をする際に便利な機能となっています。家族や友だちとプレイする際に是非活用してみて下さい！
任天堂の『小倉百人一首』
ちなみに、任天堂が花札の製造から始まった企業であることは皆様ご存じでしょうか。商号が任天堂かるた株式会社だった頃もあり、世界的なゲーム会社となった今でも花札や百人一首の製造・販売を続けています。ゲームをプレイして百人一首に興味を持った方は紙の百人一首でも遊んでみてはいかがでしょうか！
近頃は百人一首を題材とした漫画が話題になるなど、注目を集めている百人一首。畳の上の格闘技といわれるほど白熱する戦いを、是非ゲームの中で体験してみてください！
