就活している人がどうしても気になってしまうのが初任給。学歴などによって初任給が異なる事も多いですし、もちろん企業ごとにも異なります。
初任給が少しでも高い方がいいなと思うことも多いと思いますが、今回は給料の考え方について解説していきます。
初任給よりも会社と合うかを考えよう
初任給の差は会社ごとに確かにありますが、給料が高ければどんな仕事でも良いのかといえばそういう事ではないと思います。
企業では一定期間ごとに給与査定もあり、能力や成果に応じて昇給されていくものです。
普通は就職する以上は、長くいる事を前提に考えるものなので、
初任給よりも長く続けられて自身も成長し成果を出せるような環境かどうかを考えた方が良いです。
どんなに初任給が高くても辞めたいと思ってしまうような環境では意味がありません。
また、
長く勤めるようになると初任給よりも昇給額の方が重要になってきます。
例えば初任給20万円の会社で毎年2万円/月ずつ昇給する会社と、初任給22万円で毎年1万円ずつ昇給する会社だと、2年目で同じ給料になり、3年目には逆転してしまいます。
昇給実績については公開している会社は少ないですが、モデル年収を出している企業もあるので、参考にしてみても良いかもしれません。とはいえ、あくまでモデルですし、評価は人それぞれなので基本的には入ってみないとわかりません。
働きやすそうな環境で初任給も高ければ言うことはありませんが、初任給は高いけど環境には不安があるというような場合は、もう少し他の企業を調べてみることをオススメします。
筆者は新卒で就活をした時に初任給が良かったSES系企業に就職しましたが、仕事があまりにも合わずに1年持たずに辞めました……。
給料だけでなく福利厚生や会社の雰囲気も確認しよう
ゲーム会社に限らず、どんな企業でも福利厚生の導入に取り組んでいる事が多いです。
長く続けるためには働きやすさも大事になってきます。食事関係の補助やゲーム関係の補助など、企業によって様々な福利厚生があり、上手く使うことで初任給の差が埋まったり逆転してしまう事もあります。
また、会社が設定している休日・休暇や有給取得実績、平均残業時間なども公開されている事が多いので、このあたりの情報もしっかり確認しておくと良いでしょう。
会社の雰囲気や社風も重要です。長く働けられるかどうかは人間関係が大事になってくるため、
企業が発信している情報や会社説明会などで雰囲気や社風を確認してみると良いと思います。
ゲーム業界の場合、
プラットフォームの進化やトレンドの変化へ対応していく必要があるため、仕事の内容はどうしても変わっていきやすいものです。今の仕事よりも、長く続けられそうな会社を選ぶ事が重要です。
もちろん福利厚生や初任給など関係なく入社したら絶対続けられるという会社があるなら、それに越したことはありません。
しかし、待遇面を気にするのであれば、初任給の額だけでなく企業が社内に向けて取り組んでいる内容や会社の雰囲気なども含め、長く続けられそうな会社かどうかを見ることをオススメします。
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