ゲーム系の専門学校で必ずと言っていいほどおこなわれる「ゲームのチーム制作」。
チームメンバーとうまく連携を取れず、制作がうまく進まなかったり、制作開始時に想定していた内容よりもゲームの内容が少なくなってしまったり……、苦い経験をした学生の方も多いのではないかと思います。
最近ではリモートでチーム制作をおこなっている人も多くなり、よりコミュニケーション面でチーム制作のハードルが上がっていると感じています。そんな「チーム制作」をうまく進めるコツについて解説していきます!
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スケジュール管理を徹底する
チーム制作で重要なのはゲームを作り上げること。作品として遊べるものを作れなかったり、当初の予定よりも内容が薄くなってしまうと、ゲームとして成り立たなくなってしまうこともあります。では、なぜゲームを完成させられないのでしょうか?
至って単純ですが、
スケジュールをしっかり組んでいなかったケースが多く、作業が遅れているものを放置してしまっていることもしばしば……。また、制作期間に対して自分たちの力量で対応できる範囲や分量を考え、最初からあまり壮大な作品にしすぎないことも大事です。作品を発表する日(締め切り)が決まっているのであれば、その日までに作品を完成させ、ゲームを遊んでもらえる状態にしないとなりません。そのためには
スケジュールをしっかり組む必要があります。
スケジュールを組むために、
チーム内でしっかりと「何をいつまでに用意するのか」を共有しましょう。ゴールが見えずにゲームを作り続けるよりも、着実にゲームを作っていった方が、途中でトラブルが発生しても対応できる可能性が高くなります。
ゲームをしっかり完成させるために、チーム内でスケジュールを共有し、締め切りを都度守っていくことを意識してチーム制作に取り組んでみてください。
チーム内でコミュニケーションを取ろう
同じ学校に通っている人同士でも、
面識がない人とチームを組む機会もあるかと思います。チーム制作の時だけの関係と思わずに、「一緒にゲームを作るチーム」というように考えてみてください。相手がどんな人で、どんな考え方を持っているのか、お互いに相手のことを知っていけば、ゲーム制作の時に意見交換や、
ゲームの仕様で相談したいことができたときに、気兼ねなくチームメンバーと話し合いができるようになると思います。
また、最近ではリモートでチーム制作をおこなう機会も増えたかと思います。その際に、チームメンバーとしっかりコミュニケーションは取れていますか?チャットツールを使って普段から作業の進捗報告や仕様の相談などをしているかと思います。しかし、それだけになっていませんか?
リモートでチームメンバーと直接コミュニケーションが取れず、お互いのことがよく理解できていない時は、
チャットで雑談をしてみましょう。難しい話はしなくても、自分の家のペットの話や話題のゲームやアニメの話など些細なことから雑談してみましょう。
雑談を通してチームメンバーの人となりや、考え方などが見えてくることがあり、話し合いをスムーズに進められたり、話の決着点が見えてきたりするかと思います。
チーム制作が終わった時に、
「このチームでゲームを作れてよかった」と感じられるようなチーム制作になるように、スケジュール管理を徹底して、しっかりチームメンバーとのコミュニケーションを取って、制作に取り組んでみてください。
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