就職活動をしているときに「入社後の研修はあるのか?」と気にしている人も多いと思います。実際に会社説明会で学生からの質問で聞かれることの多い質問でもあります。
今回は、入社後の働き方やどうすれば成長していけるかについて解説していきます。
会社が成長させてくれるわけではない
会社として入社後に研修や勉強会を積極的におこなっている会社もありますが、純粋な技術研鑽や、個人を成長、教育したいだけの目的でやっているわけではなく、仕事をしていく上で必要なことを身に着けてもらうために行っている場合もあります。
新入社員としての研修期間や内容は会社によって変わりますが、一般的な社会人としての研修(ビジネスマナー、ネットリテラシーなど)や、技術に対する一定の座学、チームによるゲーム制作などで同期同士の人間関係の形成や、仕事の仕方を模擬的に習得してもらうための教育がおこなわれることがあります。
一般的に形式が動画内で触れた先輩付きで実際の業務を少しづつ切り出しながら教育するOJT形式か、しっかり基礎研修の期間を固めてやるかの違いはありますが、一般的にほとんどの企業が何かしらの方法で教育をしています。
研修については会社のホームページやSNSで情報が出ていない場合は、会社説明会で質問するのは良いですが、ただ「研修はありますか?」と聞くだけではなく、どういった研修内容があるかを聞きたいのか、研修の何を気にしているのか、しっかり伝えましょう。
そして、就活生や新社会人が間違いやすい点として、
会社は学校ではありません。業務を進めていくために必要なことは先輩や上司から教えられることはありますが、仕事を効率よく進めるスキルは自分で学んで身に着けていく必要があります。
「給料をもらいながら学べる・成長させてもらえる」というわけではありません。
また、新入社員に仕事を教える先輩や上司は、学校などに所属しているような教育者としてのプロではありません。
もちろん指導が上手な方もいますが、つく新人のタイプや性格によっても指導の正解が毎回変わるので、
どうやって教えたらいいか手探り状態のケースや、または
教育担当につくのが初めてで他の人に何かを教える機会が今までなかった人もいます。人によって能力や習熟度の違いもあるため、先輩や上司と同じやり方をしてもうまく成果を出せないこともあると思います。その場合は、
わからないことを質問したり、仕事のやり方を相談したりして、仕事をこなしていけるようにしましょう。
成長するためにはプライベートを使うこともある
仕事にいかせる情報や知識は、仕事中だけでは身に着けることができません。例えば、新作のゲームが発売され、そのゲームの話を職場でする際に、業務中にゲームをプレイするわけにはいきません。そうなると、プライベートでゲームをプレイしたり、情報を探したりする必要があります。ゲーム制作にかかわる以上、話題になっているゲームや最新のゲーム、過去に発売されたゲームなどの情報も仕事で必要になることがあります。
仕事をしている時間だけでなく、
プライベートで見聞きした情報が仕事で役に立つケースもあります。ゲームドライブ就活ちゃんねるの動画ではより詳しくプライベートで学べることについて解説や経験を話しているので、ぜひ動画も併せてチェックしてください!
先輩や上司、会社が
「成長させてくれる」と考えるのではなく、自分で成長していける環境を自分で作り出せるように、時にはプライベートを利用して、自分自身を高めていけるように意識してみましょう。