同じ大学の卒業生と会って就活や仕事に関するアドバイスを貰うOB・OG訪問。就活の際にやらなくてはいけないと考えている学生も多いかもしれません。
今回は、ゲーム業界での就活においてのOB・OG訪問の実態について説明していきます。
ゲーム業界でのOB・OG訪問は難しい!
結論として、ゲーム業界での就活でOB・OG訪問をすることは難しいかもしれません。
まず、
OB・OG訪問をすること自体、専門学校生の間では一般的ではありません。要因としては、専門学校では大学よりも縦の繋がりが薄く、先輩後輩という概念が強くないことが挙げられます。現役でゲーム企業で働いている方を外部講師として呼ぶことも多いため、大学生よりもゲーム業界の情報を仕入れやすいこともあり、OB・OG訪問をする必要に駆られないということも理由の一つです。
また、OB・OG訪問を比較的活発に行っている大学生の場合でも、一般の大学からの学生を中心に受け入れているゲーム会社はあまり多くないため、
OB・OGを見つけること自体が難しい可能性があります。工業系・芸術系以外の大学だと特に、ゲーム業界と大学の間にパイプがないことも多いため、先輩から話を聞く機会をなかなか得られないでしょう。
さらに、ゲーム業界は転職が多い業界ということもあり、「今いる会社に新卒で入社したわけではない」という従業員も少なくありません。そのため、新卒で入った場合どんな業務をするのか、どのようなルートで入ればいいのかなどを答えられない人もいます。
ゲーム業界に入るためにOB・OG訪問はすべき?
上にも書いたように、ゲーム業界はOB・OG訪問をすること自体一般的でないため、OB・OG訪問が必須の業界ではありません。周りにゲーム業界で働いている人がいるなど、もし機会があるのならばやってみるのも良いとは思いますが、ゲーム業界は実力重視の業界でもあるため、
コネを作る手段として考えているなら、OB・OG訪問は有効とは言えません。
実際にゲーム業界で働いている方の話を聞いてみたいという場合は、
説明会やSNSで企業の方にコンタクトを取り、質問してみるということも一つの手です。 面接官や採用の経験がある人もない人もいますので、ベテランのゲーム開発者の誰もが求人活動について詳しいわけではないのは要注意ですが、企業の責任者や人事スタッフが会社説明会や、SNS上で就活関連の情報公開をしていたりする場合もあります。 OB・OG訪問以外にも直接ゲーム業界のことを知る機会は用意されているので、そういった方法を試してみるといいでしょう。
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