「ゲーム制作を勉強するために専門学校に入りたい!」と思ったとき、まず悩むのがどこの専門学校に行けばいいのかということ。
今回は何を基準に、どこに気を付けながら専門学校を選ぶべきかについて解説していきます。
学校法人?企業法人?どっちに行くべき?
実は専門学校には、
学校法人と企業法人、2種類の形があります。学校法人に通った場合最終学歴が専門学校卒業という扱いになるのに対し、企業法人の場合は最終学歴が高校卒業となり、専門学校卒業と履歴書に書くことが正確にはできません。
しかし、このような違いはあるものの、実際には企業法人の場合でも専門学校卒業と履歴書に書くことが当たり前となっており、特にゲーム業界での就職活動の際にはほとんど気にされることはありません。
また、学校法人だと法律上は卒業した場合に専門卒と名乗り、履歴書に記載できるものの、通例としてゲーム会社においてはその方の実務能力が優先されるため、学校法人ではない学校も専門卒と履歴書に記載し、扱いとしては差がないことがほとんどです。古くからある会社であれば厳密には会社法人の専門学校卒業生を高卒として扱い、給与等に差を設けている会社がある場合や、雇用上気にすることもあるかもしれませんが、
基本的にその違いを気にされることはないでしょう。
事前に学校について徹底的に調べておこう!
また、
自分がやりたいことができる学校があるかどうかを事前にしっかり調べておくことも重要です。ホームページやパンフレットには概要程度の情報や高いレベルの作品しか載せられていないことがあります。最低限学べる内容はどの程度なのかを知るため、オープンキャンパスに参加したり、専門学校のスタッフや実際に通っている学生に授業や学校の話を直接聞くなど、情報収集をできる範囲でやっておきましょう。
加えて、
学びたい知識を教えてくれる講師の先生がいるかどうか、学びたいことが学べる施設があるか、などを下調べしておくと、入学後理想と現実のギャップに悩まされることも少ないかもしれません。オープンキャンパスなどで体験授業を行っているケースもあるので、普段の授業のイメージを掴むために参加してみるというのも一つの手でしょう。
そして、
就職実績にゲーム会社があるかどうか、カリキュラムがゲーム制作をメインにしているかなどをしっかり確認しておくことも重要です。ゲーム学科とは謳いつつカリキュラムがビジネス系のプログラムメインという学校もあるため、学びたいことが学べる環境かどうかを見ておきましょう。
多くの人は専門学校に行けばスキルや知識が勝手に身に付くと思いがちですが、就活時に注目されるためには授業外での自己学習も大切になってきます。いかに在学中に能力を上げることができるかは本人の努力次第なので、+αの知識や技術を得るため入った後も努力を欠かさないように心がけましょう。
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