就職活動において企業から求められるのがコミュニケーション能力。人見知りであったり話すことが得意でない人は、それが原因で自分に自信を持てない、就活が怖いということもあるかもしれません。
今回は学生が思っているものとは少し違うかもしれない、企業が求めるコミュニケーション能力について解説します。
学生と企業が思うコミュ力の違い
「コミュニケーション能力がある人」というと多くの人が思い浮かべるのは、誰とでも友達になれたり、すぐに周囲の人と打ち解けることができる、フレンドリーな人のことかもしれません。しかし、企業が求めているコミュニケーション能力はそういったものとは少し異なります。
企業が就活生に求めているコミュニケーション能力とは、業務・やるべきことを遂行するにあたって必要な人に必要なやりとりができる能力です。やらなくてはいけないことが分かっているのにコミュニケーションをとらず行動しない、他の人に相談しようとしないという人だと、仕事がスムーズに進まない可能性があるため、必要なやりとりを躊躇なく行えるかどうかを重視しています。
十分に段取りの確認をとったり、上司や同僚などと相談しながら業務を進めていくことができれば、無理に社交的になっておく必要はなく、人見知りであることなども全く問題にはなりません。
また、他の人のことを気にかけて立ち回ることができる人や、周囲に配慮が行き届いている人もコミュニケーション能力が高い人と言えるでしょう。自分勝手な行動をせず、周りを意識して動けるかどうかも働く上では大切です。悩んでいる人がいたら声をかけるなど、相手のことを考えた行動ができるよう意識づけることが大切です。
普段おとなしかったり、プライベートの話をあまりしない人でも、仕事の上では自発的に動けるという人はたくさんいます。自らが動く必要があるときに何もせずただ待っているだけではなく、適切な行動を積極的にできる人を目指して行動していくようにしましょう。
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