履歴書や面接で問われる質問に「あなたの特技は何ですか?」というものがあります。しかし、特技が思い浮かばないという人は一体何を書けばいいのでしょうか。
今回は自分なりの特技を見つける方法について解説します。
特技について難しく考えすぎない!
「特技」と聞いたとき、もしかしたら多くの人が「その人にしかできない特別な技」を連想してしまい、書くことがないと悩んでしまうのかもしれません。しかし企業側が聞きたい特技というのはそんな大それたものではなく、
「その人が得意としていて少しでも他の人よりできると思っているもの」を指します。
「このスポーツを小さい頃から続けているけど大会で優勝したことはない」など、他の人と比べてしまい書けるレベルには達していないと自己判断してしまうものでも、周りの人から見ると十分すごい能力であり立派な特技であるというケースもあります。
自分の中では得意という自覚はなくても、大多数の人ができないことをできているという面では特技と言うことができるでしょう。
自分に自信がないと「これが得意だ」とははっきり言えない人もいるかもしれませんが、他の人にはなくて自分にはある特別なスキルや経験・体験を思い起こせば、自ずと特技だと言えるものが見つかるのではないでしょうか。
特技を面接の際で聞かれる際は、
その特技から垣間見ることができるその人の長所や人となりを見られていることが多いです。特技を身に着けた経緯やどんなエピソードが背景にあるかなどを掘り下げられることもあります。自分の特技に自信がないという人も何かしらのエピソードは持っていると思うので、そこをしっかり説明できるようにしておきましょう。
それでも、どうしても特技が思い浮かばないという人は、客観的に自分を見たときに評価されるであろう
自分の「特異な部分」を探してみましょう。人と異なる特異な点というのは、結果的に特技につながるということもあります。○○を3年コレクションしている、地域の子供に勉強を教えていたなど、些細なことでも問題ありません。他の人と比べて自分のここは少し違う!と言える点を見つけることができれば、自分の特技が何か見えてくるでしょう。
特技と言っても自分よりできる人がいるのは当たり前。自分が一番になれる特技を求めてハードルをあげる必要もありません。他人と比べたら自分がよりできているであろう小さなことをエピソードも交えて説明することができれば、企業側の評価にもきっと繋がってくるでしょう。
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