忙しそうなイメージがあるゲーム業界。「ゲーム会社は会社で寝泊りをする」という印象を抱いている就活生もいるのではないでしょうか。
今回は、実際にゲーム業界では会社に泊まって仕事をすることがあるのかどうかについて解説します!
寝泊まりする可能性はゼロではない
結論として、
会社に寝泊まりをする可能性はゼロではありません。もちろん中には「うちは絶対会社に泊まり込みなんてしない!」という企業もあるかもしれませんが、状況によっては会社に泊まることも起こりうるというゲーム会社は割とあるのではないでしょうか。
会社に泊まるといっても毎日という訳ではなく、よくあるパターンとしては主に、
①開発の追い込み
②オンラインゲームでの運営上のトラブル
といった場合です。
①の場合は納期に間に合いそうにないという状況で、
泊まり込んで対応し開発に追い込みをかけるためです。残業もしくは休日出勤だけでは時間が足りないというときは、会社で寝泊まりをし納期に間に合わせる、というようなことは昔からゲーム業界では行われている事例ではないでしょうか。現在はあまりないかもしれませんが、昔は会社に寝袋を置いているという人も珍しくありませんでした。
②はオンラインゲームを運営している会社などで、サービスに何かしらの障害が発生した際などに起こり得ます。オンラインゲームは24時間プレイできるものがほとんどであるため、
会社の営業時間外であっても、ゲームに不具合が起きログインできなくなったというようなトラブルが起きれば対応する必要があります。そういったイレギュラーな事例に対応する人員に関しては予め用意されていないことが大体なので、残業あるいは泊まり込んで障害の解消に取り組む必要があります。また、もし帰宅後であればリモートで対応できないようなトラブルの場合には、会社に戻ったりということもあります。
このようにゲーム会社では、迅速に不備を解消しより良いサービスを提供するため、寝泊まりをする可能性がゼロであるとは言い切れません。
もちろん会社としても泊まり込みなどを推奨しているわけではありませんし、起こり得ないよう努力はしていますが、もしものケースも発生することはあります。本当に必要なときはやむを得ず泊まり込むケースもあるということを意識した上で、ゲーム業界を目指していただきたいと思います。