コロナ禍ということもあり、ここ数年で一気に一般的になったリモート面接。対面とは異なる点もあり、戸惑う就活生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はリモート面接で注意すべき3つのポイントをご紹介します!
リモート面接で注意すべき3つのポイント
リモート面接では以下の3点に注意しましょう。
①接続のテストを事前にやっておこう
②背景は見られてもいいものにしよう
③カンペはやめよう
【①接続のテストは事前にやっておこう】
まず、接続のテストに関してですが、面接で音声が聞こえない、面接官から就活生の姿が見えないなどのトラブルが起こることがよくあります。ZOOMやSkypeなど企業から指定されたアプリケーションを使用することが多いと思いますが、
スムーズに面接を行うため面接の前に画面・音声の共有設定の確認や、接続のテストなどをやっておくようにしましょう。
また、パソコンが用意できない就活生の方は、スマートフォンで面接をすることもあると思います。スマートフォンではネット回線がそこまで早くないため、映像をオンにすると遅延する可能性もあるので注意しましょう。自宅にネット回線が別にあるようであれば、
端末自体はスマホ経由からだったとしても、wifi接続なども活用しましょう。 面接形式に特に指定がない場合、スマートフォンを使うことは問題ありませんが、面接前にちゃんと自分の顔が見えるように画角を確認し、スマホスタンドを使うなどして調整しておきましょう。
※企業によってPCを利用した試験などを面接と同時に実施している場合、アクセス元がスマホだと対応できない場合があります。通常は実施の場合は面接の案内メール等に指定されている場合がほとんどですが、前もって面接の内容を読み直し、準備しておきましょう。
【②背景は見られてもいいものにしよう】
次に、
背景は誰に見られてもいいように面接に備えて準備しておきましょう。特に指定がなければ背景は何でも大丈夫ですが、趣味が出すぎていたり部屋が散らかっていたりして、相手が面接に集中できないような状態になってしまうのは好ましくありません。相手に見られても恥ずかしくないように、事前に片付けておきましょう。
具体的に言えば、全年齢向けの商品を出している会社相手に18禁のイラスト、一般のアイドル等でも水着などの露出度が高い画像、スプラッタの直接的な表現等、グッズやポスター、相手や状況を選ぶような映り込みがある場合や、洗濯物やゴミなどの本人のプライベートが直接的に出るものは、ご自身がよかったとしても面接官側としても必要以上の個人情報を受け取ることになってしまうので、面接の場では片づけておくことがおすすめです。
個々の趣味の是非を問うものではありませんが、また会社によっては個性がわかるものを見たいというケースもありますが、まず面接の場では「この人を雇用したときに周囲とうまくやれそうか」を見ています。 面接は通常、総合的に判断するので、部屋の環境だけで断定することはないと考えますが、よい場合も悪い場合も必要以上のインパクトを面接官側に与えてしまうので、特に言及がない場合は事前に片づけておくか、無難なバーチャル背景の用意をしておきましょう。
加えて、
面接中に他の人が入ってきたり、外からの声が入ったりするというのは、同時に面接の内容が他の人に聞かれている可能性があるため望ましくありません。学校にリモート面接専用の個室などがある場合は鍵などをかけれるようになっていると思うので、面接に集中するためそういった場所を利用しても良いでしょう。
【③カンペはやめよう】
最後に
カンペを見ながらの面接はやめましょう。リモート面接になったことで本来対面面接ではあり得なかった、カンペを見ながらの面接をする就活生の方がいらっしゃいます。しかし話す前に目線が下に落ちるなど、
カンペを見ていることは面接官側に伝わってしまっていることがほとんどです。もちろん、カンペを見ていることがバレてプラスに働くということは無いので、面接官に良くない印象を与えたくないのであればやめておきましょう。
リモート面接でも対面面接と同じように、相手側と適切なコミュニケーションを取ることが大切です。リモートだからといって油断することなく、しっかりと準備をした上で面接に臨むようにしましょう。