就活では絶対に欠かせない企業研究。しかし、実際に何をどうやって調べるのが良いかというのは意外と難しいものです。
今回はゲーム業界に応募する前にやっておくと良いこと2つをご紹介します!
その会社のゲームを遊ぼう!
企業研究をする際、応募先の会社のコーポレートサイトを最低限チェックするという方は多いのではないでしょうか。しかしゲーム会社の場合、大きい企業の場合はもちろんしっかりと作られていることがほとんどですが、中小企業のコーポレートサイトには情報が十分に載っていないということも少なくありません。企業の業態にもよりますが、受託での開発や運営をメインにしている企業や、デザインやシナリオ、サウンドなどの専業会社などはかなり大きなタイトルに継続的にかかわっていて業界内では有名だったとしても、一般向けに大々的に情報公開をしていない場合もあります。 それでも一部の情報は
「事業紹介」や「取引先企業一覧」を見ることでどういった会社と取引があるか、どういう内容の仕事を得意にしているかが多少は想像ができる場合もあるので、ベストは会社説明会への参加ですが、補足情報としてこういう点も見てみるとよいでしょう。
サイトに載っている企業理念や事業内容を志望動機として挙げてくる就活生の方もいらっしゃいますが、本当に共感して応募してくれたのかそうでないかは、面接から透けて見える部分でもあります。基本的に
コーポレートサイトだけで企業研究を終わらせようとするのは十分でないと考えましょう。
その会社のことを良く知るためにおすすめするコツ一つ目は、アプリや家庭機用ゲームなど何でもいいので、
その会社が関わっているゲームを実際にプレイしてみることです。公式サイトを読むだけだと下調べが足りず、面接で深堀されたときに答えられない可能性もあります。もちろん会社によっては関わっているゲームを公開していない企業もあったり、関わっているゲームの数が膨大であったりというケースもありますが、少しでも遊んでみることが大切です。
サイトに載っているキャッチコピーや情報をもとに志望動機を後付けで作ろうとするのではなく、その会社のゲームに触れ遊んでみることで生まれた経験や体験をベースにした志望動機を伝えるようにしましょう。
ゲームメディアのインタビュー記事を読んでみよう!
二つ目のコツは、
ゲームメディアに載っているインタビュー記事を読んでおくということです。ゲームメディアには開発会社に限らずゲーム会社のインタビュー記事が掲載されていることがあります。もちろんインタビュー記事自体がない会社もありますし、インタビューを受けている人の考え方=会社の考え方ではないということも考慮する必要がありますが、自社ではないサイトでしか言えないような話など、公式サイトからは分からない企業の顔がインタビュー記事を通して見えるケースもあります。
こういったところまで調べていることが企業側に伝わると、「しっかり調べて応募してくれたんだな」「うちの会社に関心を持ってくれているんだな」という風に好印象につながるので、機会があれば目を通しておくと良いでしょう。
準備・下調べ不足であったり志望動機が付け焼刃である場合、企業は簡単に見抜けてしまいます。心から行きたいと思う会社に入社できるよう、是非今回ご紹介した2点を抑えてみてください!