一度に何社も受けていると「この企業の選考がまだ途中だから内定承諾待ってもらえないかな?」と思うことはありませんか?今回は内定承諾を企業に待ってもらえるかどうかについてご紹介します!
内定承諾は待ってもらえる?
結論から言うと、
企業によります。ただ
待たない会社の方が一般的には多い印象があり、人気が高く応募数も多い企業ほど内定承諾を待たない傾向にあると言えます。待ってくれる企業というのは雇用人数をたくさん確保したい場合や、採用予定人数に達しておらずまだ募集人員に余裕がある場合が多いです。応募者が多数いる会社では入社を望む就活生が多いことから待たないことがほとんどでしょう。
企業としては内定承諾を待つ=採用スケジュールをずらすということであり、内定承諾を待つことで得られる大きなメリットというのはあまりありません。企業側の都合を無視したお願いをしている以上、気持ちよく受け止められる申し出ではないことを認識しましょう。
そして、「内定承諾を待っていただけますか?」という言葉は基本的には言わない方が無難です。なぜなら、
この言葉が意味するところは「第一志望が他にあります」であるからです。この言葉を言われた企業としては、自分の会社が滑り止めであるという風に聞こえるため良く思うことはありません。失礼なことを言っているという自覚は持った方が良いでしょう。
もし内定をいただいた企業が第二志望、第三志望で、入社した後の働き方に納得できなさそうだなと考えるようであれば、
内定を断って第一志望を待つかどうか考えてみてもよいでしょう。また第一志望でないとしても、内定が出た企業の業務内容や待遇などに魅力を感じる点があれば、志望を変えて入社を決めることがあってもいいでしょう。 ただし、いずれのケースでも保留してくださいと口にする時点で「御社は滑り止めです」という意思は伝わってしまうので、内定承諾を待ってもらうよう伝えて企業側からの評価を下げるよりは、何も言わず決断を下す方が無難でしょう。
内定承諾を待ってほしいという気持ちはよくわかりますが、企業側の心情やスケジュールなどを考慮すると難しいという現状もあります。決断を先延ばしにすることなく、内定を受けるか受けないかを期限内にしっかりと判断するようにしましょう。