今日2月15日は「ツクールの日」!ゲームソフトプログラムの知識がない人でも、手軽にゲーム制作が楽しめるソフトウェア「ツクール」シリーズを手掛ける株式会社エンターブレインによって、ゲーム制作の楽しさを広めることを目的として制定されました。そんな「ツクールの日」にはやっぱりツクールシリーズ!というわけで、今日はツクールシリーズをご紹介します!
「ツクール」シリーズとは??
「ツクール」シリーズは、「作る」と「ツール」を組み合わせた造語で、ゲームを作るためのツールという意味で、RPGを筆頭に、アドベンチャー、シューティング、格闘ゲームなどの多様なジャンルに対応したゲーム制作ソフトです。「ツクール」には、ジャンルに対応した基本的な動作がすでにプロぐされていて、ユーザーはゲームを構成するパーツの設定を組み合わせるだけで簡単にゲームを作ることができ、誰でもゲーム制作を楽しむことができるシリーズです。
SFC『RPGツクール SUPER DANTE』
1995年3月31日に発売されたスーパーファミコン用ソフト『RPGツクール』。PC98シリーズで好評だった「RPGツクール Dante98」をスーパーファミコンに移植し、スーパーファミコンならではのきれいな画面が特徴的で、巨大なモンスターが表示できるといった細かな改良がなされました。素材には城やダンジョンがそれぞれ256種類、町は188種類、キャラクターグラフィックは55種類、モンスターグラフィックは43種類と素材が豊富に用意されました。本作から採用された、レベルアップすると初期ステータスの数値分のステータスが上昇するシステムは続編でも採用されています。PC版からスーパーファミコンへの移植でキーボードが使えなくなり、文字入力は入力画面を表示してコントローラーで入力するものになりました。
SFC『RPGツクール2』
1996年1月31日に発売されたスーパーファミコン用ソフト『RPGツクール2』。イベントで使える容量が前作の2.5倍ほど増え、ダンジョンの模様が選択できるようになったり、前作ではできなかったフィールドのマッピングが可能になりました。サテラビュー対応で、衛星データ放送を介して新しい素材をダウンロードすることができ、「カナデール」で作曲したBGMを作中で使用することが可能。前作の反省を活かし、しようが大幅に改善され、多くの問題点が解消され、取扱説明書に乗っていない便利な操作方法や機能がいくつか存在し、ゲームを遊びながらゲーム制作を楽しめる作品です。
PS4/Nintendo Switch『RPGツクールMV Trinity』
2018年11月15日に角川ゲームスから発売されたPS4/Nintendo Switch用ソフト
『RPGツクールMV Trinity』。PC、家庭用ゲーム機で発売されてきた「RPGツクール」シリーズ。本作は、2015年に発売されたPC版「RPGツクールMV」をより作りやすく、より遊びやすいようにチューニングした作品。インターネットに接続して、自分の作ったオリジナル作品をアップロードして他のユーザーに遊んでもらったり、他のユーザーが作った作品をダウンロードしてプレイしたり、様々な作品を楽しむことが可能に!さらに、作品作りで欠かせない素材の収録数が過去最高となり、新規素材はもちろん、歴代RPGツクールの製作用素材にはなかったキャラクターボイスと歌唱楽曲が追加されました。
誰でもゲーム制作を楽しめる「ツクール」シリーズ。ぜひ「ツクールの日」にゲーム制作に挑戦してみてはいかがでしょうか!