今日2月26日は「脱出の日」!1815年エルバ島に流刑されていたナポレオン・ボナパルトが島を脱出してパリに向かったことに由来して制定されました。ナポレオンは外交によって退位と終戦を目指しましたが、マルモン元帥の裏切りによって退位させられ、地中海コルシカ島とイタリア本土の間になるエルバ島の小領主として追放されていました。そんな「脱出の日」にプレイしたい脱出ゲームをご紹介します!
SFC『セプテントリオン』
1993年5月28日にヒューマンより発売されたスーパーファミコン用ソフト『セプテントリオン』。4人の中から主人公を一人選択し、沈没する豪華客船レディ=クリサニア号から一人でも多くの乗客を救出するアドベンチャーゲーム。テレビゲームに映画のような迫力とライブのような臨場感を持たせることを目指して作られたシネマティックライブシリーズ第1弾。生存者を探索・救出しながらリアルタイムの60分以内に脱出口を見つけて客船を脱出する本作ですが、ゴールまでたどり着いても必ず生還できるとは限らず、仲間のポイントの合計と重要人物の救出状況が生存エンドに必要な要素となり、シンプルながらにクリアが難しい作品でもあります。
SFC『ザ・ファイヤーメン』
1994年9月9日にヒューマンより発売されたスーパーファミコン用ソフト『ザ・ファイヤーメン』。「セプテントリオン」に続くシネマティックライブシリーズ第2弾。主人公の消防隊員であるピート・グレイを操作し、大火災が発生したビル内で放水機と消化爆弾を使用して火災を食い止め、逃げ遅れた人たちを救出しながら地下にある薬品MDLを回収するアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーと行動を共にするダニエルは操作することはできませんが、障害物の除去やビル内部のドアのオートロック解除をしてくれます。ビル内で2人が離れ離れになると、ドアのオートロックを解除できず、他フロアへの移動ができなくなり、合流する必要があり、ダニエルの動きにも注意してゲームを進める必要があります。
SFC『クロックタワー』
1995年9月14日にヒューマンより発売されたスーパーファミコン用ソフト『クロックタワー』。「セプテントリオン」「ザ・ファイヤーメン」に続くシネマティックライブシリーズ第3弾。殺人鬼の徘徊する館から脱出するアクションアドベンチャーゲーム。非力でか弱いヒロインという設定を活かし、ホラー映画さながらの逃げ惑うキャラクターを鑑賞者の視点で見守るもどかしさを演出するとともに、ゲーム上の恐怖演出が特徴。本作は主人公を直接操作するものではなく、クリックポイントと呼ばれる調査可能な対象物にカーソルを合わせ決定ボタンを押すことで主人公のジェニファーに指示を出して操作するシステムが採用されました。
「脱出の日」にヒューマンが発売した脱出アドベンチャーゲームをプレイしてみてはいかがでしょうか!