1185年の今日、長門国赤間関の壇ノ浦で源平最後の合戦「壇ノ浦の戦い」が行われたことを記念し制定された
壇ノ浦の戦いの日！今回は壇ノ浦の戦いで知られる源平合戦をテーマにしたゲーム作品その名も
『源平合戦』をご紹介します！
他勢力を撃破するシミュレーションゲーム『源平合戦』！
『源平合戦』は1994年に光栄から発売されたPC-9801用歴史シミュレーションゲーム。プレイヤーは源頼朝、源義経、平清盛、平宗盛、源義仲、藤原秀衡などの源平の争乱に活躍した武将の1人となって、他勢力の打倒を目指します。
ゲームは1180年源頼朝が石橋山の合戦から逃れ鎌倉に拠点を構えたところから始まり、平家が壇ノ浦の海戦で滅び、頼朝と義経の対立が露わになった時代までが扱われています。各勢力にはそれぞれ特色があり、例えば清和源氏は、戦闘時の計略等に財貨が殆どかかりませんが、「商業奨励」ができないため不足しがちな財貨は兵糧を撃って補う必要があります。また反対に、桓武平氏は「商業奨励」ができ「優雅」の高い人材が多い反面、何をするにも財貨が必要です。
シナリオは4つ用意されており、シナリオ4では平氏が壇ノ浦で滅亡し頼朝と義経の対立が始まった時期が舞台となっています。武家勢力では34の拠点を支配して天下性は目前の頼朝と、平安京の1拠点しか支配していないものの弁慶ら優秀な武将を配した義経と秀衡が争うストーリーが展開されていきます。
ほかにも、武将にはそれぞれ知力や武力という能力値のほかに、和歌・音楽といった特殊能力が設定されています。毎年1月になると年齢が25歳未満の武力は知力・武力・弓術の能力値が2ずつ上昇し、60歳以上の武将は武力・弓術が1ずつ低下していきます。また、本作の特徴として源平合戦の諸行無常を表現した「無常」という能力値があり、「優雅」の値が高い敵将を捉えて斬ることで「無常」の値が上がり、一定数に達するとその武将は世を儚んで出家し、以降ゲーム上に登場しなくなります。
光栄ならではの遊びごたえある歴史シミュレーションゲーム
『源平合戦』！興味のある方は是非本日壇ノ浦の日に本作をプレイしてみてはいかがでしょうか！
