2022年2月10日にリリースされ、わずか3日で100万DLを超えた今話題のゲーム
『ヘブンバーンズレッド』。制作したのは『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など数々の名作を世に送り出してきた
Key 麻枝 准と『アナザーエデン』や『消滅都市』などを開発してきた
ライトフライヤースタジオのタッグチーム。「最上の切なさを。」をテーマに掲げた『ヘブンバーンズレッド』とは何なのか?今回は
ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』の紹介をしていきます。
麻枝准が描く『ヘブンバーンズレッド』とは?
謎の生命体「キャンサー」によって人類存続の脅威に晒される地球で、唯一「キャンサー」に抗う術を持つ決戦兵器「セラフ」を扱う少女たち。そんな人類最後の希望を託された少女たちの日常と戦いを描くのが『ヘブンバーンズレッド』のストーリーの大筋である。正直、あらすじだけみればよくある設定にも思えるがこのゲームの魅力は徹底的に描かれた
戦いの合間の日常だ。
セラフを扱う少女たちが過ごす拠点は自由時間に好きなところを散策することができ、主人公と同じセラフ使いの個性豊かな少女たちも拠点のあちこちでそれぞれ思い思いに過ごしている。
拠点には様々な施設が点在しており、仮想戦闘訓練が行えるアリーナや装備品などの購入が出来るショップ、少女たちの憩いの場であるカフェテリアや寝泊まりする宿舎、さらにはジムや図書館などなど。日常生活で使うような施設では「シックスセンス」と呼ばれる能力を鍛えることができる。この能力が足りていないと交流できないキャラなどもいるため、意外と重要な要素だ。
拠点で過ごす少女たちとはストーリの中で一緒にお昼を食べたり、一定の条件を満たすことで発生する交流イベントを通して仲を深めることができる。可愛い美少女たちのキャッキャウフフとした姿だけでなく、keyらしいギャグ調の会話劇も楽しめる。
シリアスな雰囲気でも唐突なボケとツッコミが入るので話が暗くなりすぎないのもおすすめポイント
6人1組で戦う『誰も死なせない』コマンドバトル!
バトルは各キャラクターのスタイルごとに用意されたスキルを駆使して、6人1組の部隊で敵と戦うコマンドバトル形式。前衛と後衛を入れ替えながら、いかにこちらのダメージを抑えるかが重要になっている。本作では
1人でも戦闘不能になってしまうとゲームオーバーとなってしまうので、きちんとレベル上げや装備の強化をして戦いに臨むことをおすすめする。
なお本作ではアリーナに自動周回機能が用意されており、レベル上げ自体はそんなに苦にならないように設計されている。隙間時間に設定して放置しておけば、勝手に周回してくれるのでこうした便利機能もぜひ活用していこう。
最後の希望を託された少女たちの物語
keyが贈る完全新作ゲームがPCゲームではなくスマホゲームということで、少し手を出すか迷っていたが実際にプレイしてみるとすぐさまkeyの麻枝准が描くシナリオだとわかるkeyらしさ満載のゲームだった。ちょっと騒がしい日常に徐々に明かされる世界観や謎など、一度keyの作品に触れたことのある人なら一目でkeyのゲームだ!とわかるだろう。またダンジョンの探索や育成などのRPG要素もきちんと作りこまれており、RPG好きでも楽しめる内容になっているので、これを機会に気になった人もぜひ遊んでみて欲しい。
現在ゲーム内では14日からストーリーイベント『優しさと切なさと心強さと』が開催中。
イベント限定のストーリーやスタイルが獲得できるので、まだ初めてない人は今がチャンス!