社会を支えるうえで重要な絆を忘れないように、ワスレナグサが最盛期を迎える4月と「きづ(2)な(7)」の語呂合わせによって制定された
絆の日。今回は絆を欠かすことのできないゲーム作品を2つ紹介します!
人とモンスターが絆を結ぶRPG『モンスターハンター ストーリーズ』
2016年に発売された3DS用RPG
『モンスターハンター ストーリーズ』。本作はカプコンの代表作の一つである「モンスターハンター」シリーズの派生作品の一つで、シリーズ初のRPG作品と銘打って登場した異色作。メインシリーズのハンティングアクションとは異なり、主人公はハンターではなく、「ライダー」と呼ばれるモンスターと絆を結ぶ存在の一人になります。ライダーは「絆石」という特殊な石でモンスターと心を通わせ、「オトモン」として共に生活や戦闘を行います。王道を貫くストーリーの完成度や斬新で爽快な戦闘システム、奥が深く中毒性の高い育成要素が評価された作品です。
絆が伝説を紡ぎだすRPG『テイルズオブレジェンディア』
2005年に発売されたPlayStation2用RPG
『テイルズ オブ レジェンディア』。本作はバンダイナムコエンターテインメントが手掛けている「テイルズオブ」シリーズ作品の一つです。過去作でキャラクターデザインを担当していた、いのまたむつみ氏や藤島康介氏に代わってアニメーターでもある中澤一登氏が起用されており、開発もナムコ・テイルズスタジオではなくプロジェクトチームの「チーム・メルフェス」が担当しているなど、今までとは毛色の違う作品になっています。
また、BGMは作曲家の椎名豪氏が担当しており、オーケストラを使った壮大な音楽や、架空言語を用いたシリーズ初となるボーカルコーラス曲など、これまでのイメージを覆すバラエティ豊かなBGMが楽しめます。
ストーリーは主人公セネルとその妹シャーリィを中心にしたメインシナリオと、パーティキャラクター6人を中心としたキャラクタークエストの2つに分けられ、様々な演出と共に展開していきます。ジャンル名が
「絆が伝説を紡ぎだすRPG」ということもあり、絆に焦点を当てたストーリーとなっており、愛する人への想いや真の絆が壮大なBGMと美麗なグラフィックで感動的に表現されています。
そして戦闘はシンプルなシステムとなっていて、過去作と同じくアクションゲームのような操作性を残しつつ、アクションが苦手な人でも簡単に楽しめるわかりやすい仕上がり。『テイルズオブエターニア』以降搭載されていたキャラクターごとに設定されている強力な術技「秘奥義」は無くなっています。
アクション性が抑えられている分、シナリオが魅力的な本作。絆の日である今日は
『テイルズオブレジェンディア』を遊んで、絆を感じる旅にもう一度出かけてみませんか?