お茶の製法を発明した煎茶の創始者、永谷宗七郎の偉業をたたえ、彼の命日である5月17日は
お茶漬けの日として制定されています。
ところで、お茶漬け海苔を最初に発売した株式会社永谷園が、かつて任天堂のスポンサーとなってゲームを出していたことを皆様はご存じでしょうか?今回はゲーム作品
『帰ってきたマリオブラザーズ』をご紹介します!
ゲーム内に流れるお茶漬けの広告!?『帰ってきたマリオブラザーズ』
『帰ってきたマリオブラザーズ』は、ファミリーコンピュータ用ソフト『マリオブラザーズ』をディスクライターでの書き換え専用ソフトとしてリメイクし発売された製品です。本作が発売された1988年当時に「スーパーマリオブラザーズマリオカレー」や「スーパーマリオブラザーズふりかけ」などのマリオ製品を発売していた永谷園がスポンサーについたため、本来500円かかる書き換え価格が100円安い400円で販売されました。
本作には「オリジナルマリオブラザーズ」と「ながたにえんワールド」という2つのモードが用意されており、「ながたにえんワールド」では「スーパーマリオふりかけ」や「五目チャーハンの素」など、永谷園商品のCMが流れるようになっています。また、ゲームクリア時に画面に登場する暗号を永谷園へ送ると、マリオのトランプやソフトがプレゼントされるキャンペーンが実施されていました。
ちなみにゲーム内容はファミリーコンピュータ版とほとんど一緒ですが、敵キャラクターのグラフィックやボーナスステージで床が見えなくなる仕様などは、アーケード版に近いものになっています。
リズムゲームともコラボ!?『jubeat』
2005年に発売した『DANCE 86.4 FUNKY RADIO STATION』以来、約3年ぶりのBEMANIシリーズ新作となる音楽シミュレーションゲーム『jubeat』。名前の由来は「指+ビート+ジュークボックス」。KONAMI音ゲーの基本スタイルである「目の前のスクリーンを見て、上から降ってきたモノが画面下部のラインと一致したらタイミングよく手元のボタンを押す」というスタイルとは違い、「パネル型ボタンにタイミングを示すマーカーが表示されたらそのパネルを押す」という形式を採用しています。そんな本作は2017年に永谷園とコラボし、ゲーム機POPが永谷園仕様に装飾されたり、楽曲やマーカーが登場しました。残念ながら2020年に楽曲は遊べなくなってしまっていますが、一度遊んでみてください!また、アプリ版もあるため、家でも遊ぶことができます!
時間がないときや食欲がないときにササッと食べられるみんな大好きお茶漬け。本日はお茶漬けを食べるだけでなく、是非永谷園とタッグを組んだ
『帰ってきたマリオブラザーズ』と『
jubeat』をプレイしてみてはいかがでしょうか!