ABO式血液型を発見した科学者のカール・ラントシュタイナーの誕生日である本日6月14日は、WHOによって
世界献血者デーとして制定されています。今回は、血がストーリーに重要な作品を3作品紹介します!
簡単操作で病みつきに『罪と罰 ~地球の継承者~』
まずは、2000年に任天堂から発売されたニンテンドウ64用アクションシューティングゲーム『
罪と罰 ~地球の継承者~』。レール移動タイプのアクションシューティングゲーム作品。プレイヤーは日本の自治組織「救済グループ」の一員である「サキ・アマミヤ」、「アイラン・ジョ」となり、新種生命体「ルフィアン」や敵対組織「武装ボランティア」と戦っていきます。この作品では「血の施し」を受けることで高い身体能力を得ることができるが、能力には個人差があるというもの。主人公のサキは「アチ」という救済グループの指導者から「血の施し」を受け驚異的な身体能力を手に入れて機体組織と戦っていきます。重厚な世界観や完成されたゲームシステムが愛され、今なお熱心なファンも存在する本作。小説化や漫画化もされ、WiiやWiiUのバーチャルコンソールで配信されています!
血の力で身体を強化!『アカイイト』
つづいては、2004年にサクセスから発売されたPlayStation2用ADVゲーム『
罪と罰 ~地球の継承者~』。元々は同社が掲載したWEB小説が原作であり、当時はまだ珍しかった「百合」を題材にした作品です。プレイヤーは主人公「羽藤桂」となり、因縁の地で騒動に巻き込まれていきます。桂は自らの身に特別に濃い「贄の血」を宿しており、人ならざる者たちがそれを取り込む事で驚異的な力を発揮する事が出来ますが、それが原因で桂は作中で命を狙われてしまいます。逆にそれを各ヒロインたちに飲ませる事で、そのヒロインたちの力を強化し、絆を深める事が出来きます。そんな本作はあまり大量に血を飲ませすぎると桂が失血死してしまう。それを視覚的に再現したのが独自のシステムである「血液ゲージシステム」です。桂が何らかの形で出血するとこのゲージが減っていき、最終的にゼロになると桂が死んでしまいます。
血の力で身体を強化!『ロゼと黄昏の古城』
最後は、2016年に日本一ソフトウェアから発売されたPlayStation Vita用古城探索アクションゲーム『
ロゼと黄昏の古城』。プレイヤーは「ロゼ」とパートナーの「巨人」を操作して古城を脱出を目指します。ロゼの背中には茨が生えており、周囲から吸血したり、血液を与えることができます。また。血液を得ているもののみが動くことができるため、パートナーの「巨人」も最初は動いていない状態からはじまります。どこかファンシーだが血なまぐさくて陰鬱な世界観がこのゲームの大きな特徴であり、独特なアクションで他では味わいにくい面白さがあります。
血液は生き物にとって欠かせないものですが、そんな血液が重要な作品を3作紹介しました。世界献血デーを機に紹介した作品を遊んでみてはいかがでしょうか?