1918年の今日、富山県の主婦たちがコメの県外移出を阻止する集団行動を起こし、全国に「米騒動」が広がったことに由来し制定された、本日
米騒動の日!今回は、米騒動を起こした農民たちの気持ちが追体験できる作品
『いっき』をご紹介します!
アクションシューティングゲーム『いっき』とは?
『いっき』は、1985年にサンソフトから発売されたファミリーコンピュータ用アクションシューティングゲームです。重い年貢の取り立てに耐え切れなくなった農民の「権べ」と「田吾」を操作して、悪代官に立ち向かっていくというストーリーとなっています。百姓一揆をテーマにした作品ですが、「一揆なのに仲間が2人だけ」なぜか敵が「忍者」、「腰元」、「悪霊」というコミカルな世界観が特徴。
元々はアーケードゲームとしてリリースされた本作の目標は、鎌をふるい妨害する敵を倒しつつ、地面に落ちている小判を8枚集めていくことです。ボタンを押すことでキャラクターは自動的に鎌を投げるため、投げる方向などをプレイヤーは決定することができません。また、腰元に接触されると抱きしめられて一定時間動けなくなり、悪霊は攻撃が効かず、ステージに点在するお地蔵さんや稲荷に触れて払うまでは鎌を投げられなってしまいます。
一定時間、自動で竹やりを突き出す攻撃ができるようになる「竹槍」や、移動スピードが上がる「大根」、分身して無敵になる「葉っぱ」、1UPする「巻物」など、アイテムも多数登場。アイテムを駆使しながら、ステージ内の小判を全て集めるか、ランダムで登場する代官を捕まえればステージクリアとなります。
移植にあたって敵の出現モーションが削除され、ミスが多発しやすくなってしまったこと、「小判レーダー」が廃止され小判入手の難易度が上がってしまったことなど、問題点も多い本作。突っ込みどころのある設定なども相まって、「クソゲーの語源」と称されることもありますが、Nintendo Switch等多数のハードに移植され、今でも多くの人に愛されています。
生活苦にあえぐ農民が巻き起こす百姓一揆がテーマとなったゲーム作品
『いっき』。本日米騒動の日は『いっき』をプレイして、年貢米を減らすため悪代官を相手に戦いましょう!