1887年の今日、ロナルド・ロス氏がハマダラカの胃からマラリアの原虫を発見したことを記念して制定された蚊の日。今回は
蚊をテーマにしたゲーム作品、その名も『蚊』をご紹介します!
山田家の血を吸い尽くせ!アクションゲーム『蚊』
『蚊』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation2用のアクションゲーム。プレイヤーは山田家に住み着く蚊となって、人間の血を吸っていきます。蚊はフィールドを自由に飛行し、山田家の人々が特定の行動をとったり、ギミックを動かすことで吸血ポイントを見つけ、そこへダッシュすることで吸血を行います。吸血はいつでもやめることが可能で、吸血し続けて人間に叩き潰されるとゲームオーバーとなってしまいます。また、ステージには蚊取り線香や殺虫剤などが存在し、それに触れてしまうとダメージを受けてしまいます。
山田家は3人家族となっていて、「健一ミラクル」「健一・ザ・イリュージョン」等の必殺技を持つ大黒柱の山田健一、「カネヨ・ザ・ミラクル」を使う超人的な運動神経を誇る妻の山田カネヨ、「ミラクル麗奈」「麗奈キック」を必殺技とする娘の山田麗奈が登場します。
ちなみに、隠し要素としてミニゲーム「暴走バイセコー」がプレイ可能。自転車に乗った健一を操作して、相手を場外に落とし勝敗を競う2P専用対戦ゲームとなっています。
蚊がまさかのハワイへ!?『蚊2 レッツゴーハワイ』
また、第2作目である
『蚊2 レッツゴーハワイ』も2003年に発売されています。今度は、山田家がホームステイするハワイのブラウン家が舞台となっていて、新たな主人公であるアメリカの蚊が登場。前作からの変更点としては吸血ポイントがなくなり、好きな場所から吸血できるようになりました。
前作から2年後、カネヨと麗奈が商店街の福引で「ハワイホームステイの旅」を引き当てたことから始まる物語が展開されていきます。選んだ蚊によってシナリオは異なっており、家族会議は山田家、ブラウン家で別々に任意で見ることができます。
そして今回も、隠し要素としてミニゲーム「麗奈2」がプレイ可能。麗奈を操作し、部屋一面にいる無数の蚊に殺虫剤を吹きかけ、制限時間で何匹駆除したかを競うスコアアタックとなっています。
人間にとっては天敵ともいえる恐怖の虫「蚊」。今日蚊の日はあえて蚊になって、人間の血を吸いまくってみてはいかがでしょうか!?