物質量1molを構成する粒子の個数を表す定数であるアボガドロ定数の「6.02×10の23乗」から由来して制定された本日
科学の日!ということで今回は、
科学アドベンチャーシリーズ作品を3本ご紹介します!
その目、だれの目?『CHAOS;HEAD』
まずは、2008年にPC用ソフトとして発売された『CHAOS;HEAD』。5pb.とニトロプラスのコラボレーション企画「科学アドベンチャーシリーズ」の1作目。プレイヤーは半引きこもりの高校生、西條拓巳となり、MMO仲間のHNグリムとのチャットで自分が住む渋谷で起きている連続殺人事件、通称「ニュージェネ事件」について聞かされます。数日後、気づくと見知らぬ路地裏に迷い込んでいた主人公は、新たな事件の現場とそこに佇む血まみれの女子高生を目撃してしまいそこから物語は進んでいきます。ストーリー分岐に関わるトリガーシステム、先の読めない伏線を張り巡らせたストーリー構成などが評価されている作品です。その後内容を増強した『CHAOS;HEAD NOAH』が発売され、PSPやPS3に移植がされました。
時間をループして真の結末にたどり着け!『STEINS;GATE』
次に、2009年にXbox用ソフトとして発売された『STEINS;GATE』。5pb.とニトロプラスのコラボレーション企画「科学アドベンチャーシリーズ」の2作目。数多の偶然によって出来上がってしまった「タイムマシン」を巡る、人類の未来を委ねられてしまった中二病青年の物語が秋葉原を舞台に繰り広げられます。本作の特徴として本編中に選択肢が存在せず、タイムマシンとなった「携帯」からかかってきた電話やメールなどに対応するかどうかで物語が分岐していくというもの。その後ストーリーやSFギミックは多くのプレイヤーを魅了し、ネットを中心に話題を呼んで大きな盛り上がりを見せ、多くの移植版やスピンオフが発売されました。
『ROBOTICS;NOTES』
そして、2012年に発売されたPS3/xbox360用ソフト『ROBOTICS;NOTES』。『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』に続く『科学アドベンチャーシリーズ』の3作目。『STEINS;GATE』トゥルーEDから9年後となる2019年の種子島が舞台に、「ロボット」と「拡張現実」を主題としたストーリーが展開されます。携帯端末フォンドロイド、通称「ポケコン」が普及した近未来の種子島。物語は中央種子島高校にある廃部の危機に瀕している「ロボット研究部」に所属する高校生・主人公八汐海翔はある日、「君島レポート」なる告発文を纏めたA.R.アノテーションを発見し、陰謀に巻き込まれていく事となります。本作はアニメ化企画が同時進行され発売から程なくした後にフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」にてアニメ版が放送されるなど従来作以上にメディアミックスに力を入れた他、人型ロボットの競技イベント「ROBO-ONE」との提携も行っていました。
謎に満ちた数々の事象を研究し、人々の暮らしに役立てていく科学。本日は是非紹介したゲームをプレイしてみてください!