1969年の今日、ソニー・松下電器・日本ビクターが世界初の家庭用VTRの規格「U規格」を発表したことから制定された本日
ホームビデオ記念日。
今回は撮影をするゲーム作品を紹介します。
さくらちゃんの勇姿を捉えよう!『カードキャプターさくら 知世のビデオ大作戦』
まずは、セガ・ロッソが2000年に発売したドリームキャスト用バーチャルビデオ撮影ゲーム
『カードキャプターさくら 知世のビデオ大作戦』。プレイヤーはキャラクターの1人である知世となって、原作では主人公である木之本桜、通称さくらの勇姿をビデオで撮影していきます。知世はさくらの同級生かつ親友で、「さくらの勇姿は1秒たりとも逃さない」という信条の下、ビデオカメラを片手にさくらを応援している姿が印象的なキャラクターとしてお馴染みです。そして、ゲーム内に登場するシークレットを撮影できると特別ステージが登場し、水族館で雪兎とのデートシーンを撮影出来たり、「ともよのこべや」モードで衣装や登場人物の紹介を見ることができます。また、クリア後にはおまけ要素として「おやつハンター ケロちゃんDX」がプレイ可能。おやつを集めてケロちゃんに食べさせる落ちものパズルとなっています。
▲大道寺知世
射影機を使って怨霊を退治!?『零 ~zero~』
次に、テクモが2001年に発売したPlayStation2用ホラーアクションアドベンチャー
ゲーム
『零 ~zero~』。テクモから発売されている「Project Zero」シリーズの第1作。「射影機」と呼ばれるカメラで怨霊を撮影して撃退するといったシステムが特徴。日本を舞台としており、劇中に登場する人物・風景・小物に至るまですべてが和で統一されており、『BIOHAZARD』のような物理的な恐怖や、『SILENT HILL』のような精神を侵食する恐怖とはまた別の、和の湿った恐怖を演出も特徴的な部分です。
『フォトカノ』
そして、2012年に発売したPSP用恋愛シミュレーションゲーム
『フォトカノ』。『トゥルー・ラブストーリー』シリーズの系譜を受け継ぐ「
エンターブレイン恋愛シミュレーション」シリーズの一作。夏休み最後の日、父が新しいカメラを買うために旧式のデジタル一眼レフカメラを押し付けられた主人公は色々な写真を撮りたいと思い、翌日学校にカメラを持ち込みます。学校中で女子の写真を撮影し、多くの女性と知り合った主人公はその様子を見ていたフォト部の部長と写真部の部長からどちらかの部に入るよう呼びかけられる。来月末に控えた学園祭までにヒロインと親密になり、思い入れのある写真を展示してヒロインに見せ、自分の思いを伝えるのが目的です。
家族や友人との思い出を永遠に残せるホームビデオ。本日ホームビデオの日は、紹介したゲームをプレイして何かを撮る楽しさや怖さを味わってはみてはいかがでしょうか?