1889年の今日、福地源一郎が中心となって、東京・木挽町に歌舞伎座が開場しました。「天外魔境」シリーズなどのゲーム作品を思い浮かべる方も多いとは思いますが、今回は「がんばれゴエモン」シリーズに登場するシリーズ最多出演を誇る
敵キャラクター「カブキ」をご紹介します!
「つづら助六」初登場!『がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~』
カブキが最初に登場した作品は、1991年にコナミより発売されたスーパーファミコン用ソフト
『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』。本作でカブキは、出雲の山道にて窃盗行為を働いている盗賊であり、ステージ6天狗山のボス「つづら助六」として登場。巨大なつづらを背負っていて、歌舞伎の演目の1つである「暫」の主人公に似た格好をしています。空中浮遊や急降下、毒切りやカツラブーメランなど、様々な攻撃を駆使してくる敵です。
機械化して登場!『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』
カブキの出演2作目となったのは、1993年にコナミから発売されたスーパーファミコン用ソフト
『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』。エリア2のボスとして登場し、より強い力を得るためにからくり改造手術を施され、機械化した姿でゴエモンの前に立ちはだかります。ジェット噴射やエネルギー弾を装備し前回より攻撃が強化。また、隠しステージでの条件クリア後に挑戦可能な「ばーちゃ地獄」でも対戦可能です。
リサイクルされて再登場!『がんばれゴエモン~大江戸大回転~』
そしてカブキが登場した最後の作品となったのは、2001年に発売されたPlayStation用ソフト
『がんばれゴエモン〜大江戸大回転〜』。過去作の敵たちが「リサイクル」されて登場する本作で、カブキはエリア1のボス「カブキ男」として登場します。プロテクトアーマーを装着し、追尾扇子や番傘パズソー、見得を切ってから繰り出す突進張り手など、新たな攻撃も収録されています。
シリーズに最も多く登場する敵であり、ゴエモンの因縁のライバルでもあるカブキ。本日はゲーム内でカブキと対決して、歌舞伎座の開業をお祝いしてみてはいかがでしょうか!