1942年の今日、アメリカのシカゴ大学に設置された実験用小型原子炉でウランの核分裂の持続的な連鎖反応に成功したことから、
原子炉の日として制定されています。現在では原子炉は原子力船や原子力発電など、様々な分野で平和利用されています。ということで今回は原子力発電に関係するゲーム作品
『チェルノブ』をご紹介します!
事故に巻き込まれた悲劇の炭鉱夫「チェルノブ」!
『チェルノブ』は1988年にデータイーストから稼働されたアーケード用アクションシューティングゲームです。即死性の強制横スクロール2Dアクションゲームで、6種類の武器を使った射撃や踏みつけによる攻撃で敵を倒しながらステージを進んでいきます。
本作の正式名称は「ATOMIC RUNNER CHELNOV 戦う人間発電所」であり、原子力発電所の爆発事故に巻き込まれた炭鉱夫「チェルノブ」が、放射線の影響で異状能力を身に着けてしまったことで謎の組織デスタリアンとの死闘を繰り広げるという、ぶっ飛んだストーリーとなっています。
マイルドな設定になったメガドライブ用『チェルノブ』
『チェルノブ』は、1992年にメガドライブ用ソフトとしてデータイーストにより発売されました。家庭用移植にあたって、デスタリアンに父を殺され、さらわれた妹を助けるために科学者であるチェルノブがコンバットスーツで戦うという無難なストーリーに変更されています。
また、アーケード版ではBGMがステージごとに変わらなかったのに対し、本作は1ステージごとにBGMが用意されており、グラフィックも全体的にリニューアルされているなど、いくつかの変更点もあります。
少し不謹慎とも言える伝説の(?)問題作
『チェルノブ』。気になった方は是非、家庭用ゲーム機版をプレイしてみてはいかがでしょうか!