1959年の今日、ソ連が世界初の月ロケット・ルーニク1号の打ち上げに成功したことから制定された
月ロケットの日!ゲームの世界でも度々登場するロケット。今回はロケットが登場する「
ピクミンシリーズ」をご紹介していきます!
未知の惑星で不思議な生命体と出会い、協力するアクションゲーム『ピクミン』
2001年10月26日に任天堂から発売されたニンテンドーゲームキューブ用ソフト『
ピクミン』。ホコタテ星で名の知れたホコタテ運送会社のベテラン社員
キャプテン・オリマーを操作して、奇妙な生物「
ピクミン」の群れを率いて行動する、AIアクションゲーム。
多忙な毎日を送るオリマーは、気ままな一人旅を思いつき、ロケット型の宇宙船「
ドルフィン号」で旅に出ることに。しかし、途中で思わぬアクシデントから未知の惑星へ墜落しドルフィン号が大破してしまいます。墜落した惑星は猛毒の大気が大量に含まれており、生命維持装置が30日間しか保たない中、不思議な生命体「
ピクミン」と出会います。
▲ドルフィン号
▲ピクミンとオリマー
惑星に散らばってしまったロケットのパーツを探し、ピクミンたちに運ばせ、ドルフィン号を修理してホコタテ星に帰ることができればゲームクリアとなり、エンディングでは修理したドルフィン号の姿を見ることができます。ピクミンたちと行動している最中には、惑星に生息する原生生物との戦いも繰り広げられていきます。原生生物はオリマーやピクミンに対して攻撃的で、ピクミンたちを捕食するシーンに
トラウマを植え付けられたという人もいるのではないでしょうか?
ベテラン社員と新米社員の協力プレイ!『ピクミン2』
2004年4月29日に『
ピクミン』の続編として発売されたピクミンシリーズ第2作目となる『
ピクミン2』。ピクミンの力を借りてどうにか脱出に成功し、勤め先のホコタテ運送へ帰り着いたオリマーは、またしてもトラブルに見舞われてしまいます。
新米社員
ルーイが配達中に宇宙ウサギに襲われ、ホコタテ運送は10100ポコという膨大な借金を抱え、倒産寸前の危機に陥り、社長の手により愛機のドルフィン号がオリマーに無断で売り飛ばされてしまう始末。
▲ルーイ
しかし、ピクミンの星から持ち帰った土産物に、会社の創業当初からあった「
ドルフィン初号機」が強い反応を示したことで事態は一変します。オリマーの持ち帰った土産は100ポコの価値があることが判明し、ホコタテ運送の社長はオリマーとルーイにピクミンの星へお宝をかき集めて戻るように命じ、ルーイを連れて再びピクミンの星へ向かいます。
▲ドルフィン初号機
本作ではルーイの登場により、オリマーとルーイの2人を操作することが可能になり、日数制限が撤廃され、時間切れによるバッドエンドの心配もなくなりました。必要に応じて別々に行動することで、2か所で作業を進行させたり、難所もじっくりとプレイできるようになっています。また、体格が大きく力持ちな
紫ピクミンと、体内に毒を持つ
白ピクミンが本作で初登場となりました!
新しい主人公たちが登場!『ピクミン3』
2013年7月13日に任天堂から発売されたピクミンシリーズ第3作目となる『
ピクミン3』。前作から実に9年ぶりの新作とあって、シリーズファンも大いに期待したことでしょう!本作は前作までの続編として物語が展開されていき、新たに
コッパイ星が登場します。コッパイ星では、第五次ベビーブームによる爆発的な人口増加と無計画な気質が原因で、コッパイ星の住民は食糧危機に陥ってしまいます。
食料のある星を探すべく、無人探査機「スパロウ」を宇宙のあちこちへと放ったものの、一向に成果が上げられず、誰もが諦めかけていたとき、最後の1機から有力な情報が送られたことで、3人の専門家が「
ドレイク号」に乗って惑星の調査に向かいます。しかし、ピクミンシリーズではおなじみのトラブルが発生し、3人とドレイク号は惑星に不時着してしまいます。ドレイク号の隊員であるアルフは降り立った惑星で「ピクミン」と出会い、離れ離れになってしまった他の隊員と食料を探しにピクミンと共に惑星の探索を開始していきます。
▲ドレイク号(右上)
本作では、ピクミンたちと協力しながら
果実を集めていくストーリーモードと、制限時間内に与えられた目的をクリアするミッションモードの2つが用意され、ストーリーで役に立つテクニックを身につけていくことができるようになっています。また、強固な体を持つ
岩ピクミンと、空を飛ぶことができる
羽ピクミンが初登場となりました!
また、Wii U版で配信された有料追加コンテンツのすべてと、オリマーたちが活躍する再度ストーリーミッションが新たに追加されたNintendo Switch版『
ピクミン3 デラックス』が2020年10月30日に発売されています!
一味違った操作を楽しめるスピンオフ作品『Hey!ピクミン』
2017年7月13日に任天堂から発売されたピクミンシリーズのスピンオフ作品『
Hey!ピクミン』。3Dアクションのナンバリング作品と違い、シリーズ初の横スクロールアクションで、3DS用のタッチペンでピクミンへ指示を出すといった、これまでとは一味違ったピクミンシリーズを楽しむことができます。
ホコタテ星人のキャプテン・オリマーは仕事を終えて「
ドルフィン2号機」で帰宅していたそのとき!ドルフィン2号機がアクシデントに見舞われてしまいます。そのままピクミンの星に墜落してしまい、ドルフィン2号機を動かすキラキラエネルギーが空っぽになってしまいます。そこへピクミンが現れ、彼らの力を借りてドルフィン2号機を動かすため、キラキラエネルギーを集めていくことになります。
▲ドルフィン2号機
3DSの特性を活かした操作方法や上下画面で広々と表示されるステージ画面など、3DSならではの遊び方が詰め込まれています。『
ピクミン2』にあった原生生物・お宝図鑑が本作でも収録されており、任天堂が誇る人気キャラクターのマリオやルイージなどのキャラクターも図鑑に登録されています。
シリーズ第1作目の発売から今年で21年目を迎える「
ピクミンシリーズ」。今年はシリーズ最新作となる『
ピクミン4』が発売予定です!ぜひ「
月ロケットの日」にピクミンと冒険しながらロケットの修理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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