今日2月20日は
「歌舞伎の日」!1607年に出雲阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて「かぶき踊り」を披露しました。「かぶき」の由来は「傾く」の古語にあたる「傾く(かぶく)」を名詞化したものと言われ、派手な衣装や一風変わった異形を好んだり、蒸気を逸脱した行動に走ることを指した語で、その表現者たちを「かぶき者」と呼ぶようになり、様々な変遷を得て現在の「歌舞伎」が出来上がったとされています。
そんな「歌舞伎の日」にぴったりなゲームをご紹介します!
PCエンジン『天外魔境 風雲カブキ伝』
1993年7月10日にハドソンより発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフト
『天外魔境 風雲カブキ伝』。開発はハドソンとレッド・カンパニーの共同開発で企画・開発は広井王子氏が担当した作品でもあります。主人公のカブキ団十郎を操作し、邪教集団「大門教(デーモン教)」の教主・魔王ガープによって連れ去られた京都の女性たちを救出するRPG。本作は和風RPG「天外魔境」シリーズの外伝で、前作「天外魔境Ⅱ 卍MARU」から1年後の世界を描き、カブキ団十郎にスポットを当てた作品で、過去作のキャラクターが多数登場します。
また、ヒロインの阿国の声優に女優の牧瀬里穂を迎え、ゲームにミュージカル要素を取り入れ、ボスキャラクターが登場したときに自分のテーマソングを歌うといった演出がなされ、広井王子氏が後に手掛けた「サクラ大戦」シリーズの展開の原点的存在である作品です。
『カブキ一刀涼談』
1995年2月24日にハドソンより発売されたPCエンジンアーケードカードCD-ROM²用ソフト『
カブキ 一刀涼談』。8人の主人公から1人を選択し、黒魔術師ラダ・エム・アンクによって復活して「風雲カブキ伝」のラスボス「ガープ」を倒してジパングを救出することが目的となります。先ほど紹介したRPG「天蓋魔境 風雲カブキ伝」に登場するキャラクターを中心に、「天外魔境」シリーズのキャラクターも登場し、対人戦をプレイすることができが、2008年に移植されたPSP版では対人戦ができない仕様になっています。
日本文化を代表する歌舞伎。ぜひ
「歌舞伎の日」に歌舞伎がテーマの作品をプレイしてみてはいかがでしょうか!
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