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だまし絵のような世界を探検!『Monument Valley』レビュー

2015-01-19 17:55:01
突然ですが、「トロンプ・ルイユ」という絵画の手法をご存じでしょうか? シュルレアリスムにおいてよく用いられる手法で、マウリッツ・エッシャーという画家の作品が有名です。
エッシャーの作品の中でも永遠に流れる「滝」や、永遠に上り続けても高いところに行けない階段、「ペンローズの階段」は有名で、見たことがある人もたくさんいると思います。
もう察した人もいると思いますが「トロンプ・ルイユ」とはフランス語で「眼を騙す」という意味で、「だまし絵」のことです。
一見おかしくないように見えるのによく見るとどこかおかしい。そんなだまし絵のような世界を探索するゲームが「Monument Valley」です。
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▲幻想的なモニュメントがゲームの舞台。

■だまし絵のような世界を進もう

ゲームの目的はアイダ(IDA)という女の子をタッチで移動させたり、モニュメントの仕掛けを解いて道をつくって縞模様のゴールまでたどり着かせること。

最初のチュートリアルを例にすると review_monumentvalley_002 
このままだと、行き止まりで先に進めませんが… review_monumentvalley_003 
指示の通りに回していくと… review_monumentvalley_005 
道がつながって先に進められるように!

このように、繋がっていないような道などを「視覚的に」繋げてしまえば先に進めるようになります。

演出と仕掛けに凝った世界観

ステージ毎の舞台となるモニュメントも独特で、小さな箱のようなモニュメントを広げたり、舞台を回転させて仕掛けを解くステージなどがあり、プレイヤーを飽きさせません。

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▲モニュメントごと回転させるステージ。
壁を歩いたりと、見ていても面白い。
 

 最初はただの小さい箱が…   review_monumentvalley_041 
▲箱が開きどんどん大きくなっていく。
ステージ毎のギミックも多彩。

 ステージには仕掛けだけではなく、行く手を阻むが愛らしいカラス人間や、上に載せて進んでくれるトーテムポールなどの不思議なキャラクターたちも登場します。

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▲行く手を邪魔するカラス人間。

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▲とっても動きが愛らしいトーテムポール。

 さらに探検を進めていくとアイダに語りかける謎の人物が登場します。

あまり多くは語りませんが、多くを語らないからこそ、この世界のことを考えるようになっているでしょう。
 
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▲アイダの行く先々で語りかける人物。
はたしてこの先には何があるのでしょうか。

 2014年のAppleデザイン賞を受賞したこのゲーム、操作も簡単でちょっとした時間にプレイできるので、皆さんもこの機会にだまし絵のような世界を探検してみてはいかがでしょうか?

Monument Valley
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