『TGS2015』Fuji&gumi Gamesが大型新作2タイトル同時発表会!
イベント
2015-09-17 12:37:00
Fuji&gumi Games(以下、フジグミ)は、9月17日に、幕張メッセで開催されたTGS2015において大型新作2タイトル同時発表会を開催した。本イベントでは、司会にフジテレビアナウンサー新美有加氏、ゲームプロデューサー今泉潤氏により新作タイトルとなる「誰が為のアルケミスト」と「シノビナイトメア」の2作が発表された。
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「誰が為のアルケミスト」のゲーム性
発表されたタイトルの1つタクティクスRPG「誰が為のアルケミスト」は、フジグミが提供しているシミュレーションRPG「ファントム オブ キル」より更に深く戦略部分を強くしたものとなっている。
本作では、平面に高さと向きが加わり三次元の戦いを繰り広げることとなる。ジョブやアビリティの要素も含まれるので、やりごたえ十分なコア向けな出来映えとなっているようである。「要素が増えると操作性が難しくなるのでは?」という部分もモバイルゲームに合わせスタッフと協議を重ねてプレイしやすい環境を整えられたと今泉氏は語った。
ストーリーは7人の主人公が織りなす7つのストーリーとなり、進展するにつれ次々と切り替わるシステムとなっていて、その章では必ずその主人公を使わなければならない状態が発生する。また、このストーリー展開場面では、多くの部分が3Dで展開されることでストーリーの読み易さや、キャラ1人1人へのプレイヤー自身の思い入れが強くなるよう作られている。
そして本作を手掛けるスタッフは、「マクロスシリーズ」を手掛けた河森正治監督がOPやアニメーションを作り、主題歌や音楽は「キングダムハーツ」を担当した下村陽子氏が携わることとなり、2人の豪華タッグにより壮大な世界観が作りこまれることとなる。
今年の冬公開とのことなので、期待して待とう!
「シノビナイトメア」のゲーム性
2つ目の発表タイトルは、ダンジョン探索に重きを置いた「シノビナイトメア」である。
本作では、今泉氏が「モバイルゲームのRPGではバトルに重きを置かれることが多いが、RPGの醍醐味はフィールドを探索してボスまでたどり着ける”ダンジョン探索”だ」と語った通り、ダンジョン探索をメインに考え作られたコアなゲーム性となっている。
また、本作ではフジグミらしくキャラクターにも力を入れて作られていて、息を吹き込む声優陣やOPアニメ、キャラクターソングなどが盛り込まれている。
そして、本作最大の注目点となるのが音楽を、数々のジブリ音楽を手掛けてきた久石譲がメインテーマ担当しているといった点。「和」をテーマとする本作でどのような音楽で世界観を表現するのか気になる点の1つとなっている。「和」を表現するにあたって、その道を得意とするスタッフ陣で構成されているので注目しよう。
本作は2016年春のリリースを予定しているので、こちらも楽しみに待とう!