『ゲーミフィジャパン』アナログゲーム制作のワークショップ!オリジナルゲーム完成間近!【取材】
アナログ アナログゲーム
2016-08-01 00:56:00
7/31(日)、以前ゲームドライブで取材に向かった「ゲーミフィジャパン ワークショップ」もいよいよ第6回となりました!
このワークショップでは全6回の受講とアウトプットを繰り返して、参加者が「自分の思いの詰まった」アナログゲームを作ることを目的としています。
そんなワークショップにゲームドライブが潜入してきました!
さてさて、一体どんなゲームが出来上がってきたのか…!?
ワクワクです!
ゲーム紹介
※今回紹介するゲームは制作段階であるため、完成品とは情報が異なるものになる可能性があります
ロボットを作っていくゲーム
こちらは「合体ロボット」がテーマのゲームです。
敵が地球を攻めてくるため、プレイヤーは地球防衛軍として、急いでロボットをくみ上げていきます。
しかし、みんなが焦っているため発注ミスもしばしば…!果たしてロボットは完成するのか…!?
というエッセンスたっぷりのユニークなゲームになっています。
遊び方としては、敵には「水中」や「空中」、「近距離」「遠距離」といった性能がそれぞれあり、それに合わせて有利なパーツを揃えていき、一番戦闘力を高くできた人が敵を倒しポイントを得る。という形で進行していきます。
▲ビジュアルも味が出ていてかなり良いです!
最初はボディしかない状態から徐々にロボットが完成していく感じが男心に刺さります!
作者の方は「女性にも楽しんでもらえるゲーム」にすることを今後の課題にしているようです。
猫の家族のゲーム
▲各カードには固有のフレーバーが!それぞれ深い悩みを抱えているようだ…
こちらは猫の家族をテーマにしたゲームです。
猫には「父親」「母親」「長男」など5人の家族おり、各キャラクターが他の家族に抱いている感情の組み合わせで+3~-3のカードがあり、それらを揃えることで様々な悩みを解決していくのか…?というゲームになりつつあります。
作者の方は「家族の悩み」、「誰かが誰かに向ける感情」といったテーマを切り口にしつつ、ゲームになりつつある段階ですが、手札を揃えることはどういった意味となるのかと表現の形次第でゲームの完成形が大きく変わる岐路で悩んでいるようです。
靴職人のゲーム
▲現在はデータのみのカード、デザインが待ち遠しい!
こちらはプレイヤーは靴職人となって、とある女王の求める靴を作るというゲームです。
「アッパー」「ヒール」「素材」の3枚のカードの組み合わせで、1足の靴を完成させ、女王の要求にマッチしていれば得点となり、最後に最も得点を稼いだプレイヤーの勝利、というルールでかなり完成に近づいていました。
課題としては、作者の方は「靴の魅力を伝えて、靴を買いたくなって欲しい」という感情をゲームを通して感じさせたいという思いがあるようで、それをどう抱かせるかが今後の課題となりそうです。
それぞれ、完成までの距離は違えど、思いに対して形が成り立ちつつある段階におり、これからはテストプレイと、ディスカッションを繰り返して、完成に近づけていきます。
これからの歩み
このワークショップでは、「ゲームを作ること」だけが目的ではなく、「ゲームマーケット」での販売を通して、ゲーム自体が実際にユーザーの手に渡るところまでを想定して進めています。
全6回のワークショップ参加者には、ゲームの完成と並走しつつ、印刷や素材の作成手順、再販のサポートなどを行っています。
▲ワークショップの様子
これからは参加者とテストプレイとフィードバックを繰り返しながら、「ゲームマーケット2016秋」での販売を目標に進めていくようです!
次回の(第5期)ワークショップは2016年の12月もしくは2017年の5月から始まる予定とのことです。ぜひ参加したいという方は公式サイトをチェックです!
ゲーミフィジャパン
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