アークシステムワークスより「ダブルドラゴン(ダブドラ)」誕生30周年を記念して、『ダブルドラゴンⅣ』が【Steam版】2017年1月31日・【PS4版】2017年2月8日にリリースされました!
『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』の続編となる本作は、当時の魅力をそのままに新ストーリーが展開されます。(レトロ)アクションゲーム好きなら抑えておきたい1本です。本稿ではやりこみ要素も盛りだくさんの本作の魅力をご紹介!
ダブルドラゴンとは?
1987年にテクノスジャパンからアーケード版としてリリースされた、奥行きのある横スクロール型のアクションゲーム。
「双截拳」を極めた二人の兄弟「ビリー・リー」と「ジミー・リー」(リー兄弟)がパンチやキックなどで敵を倒しながら進みます。
2人同時プレイが可能で、爽快感のあるアクションが楽しめ、「北○の拳」のような独特な世界観も特徴です。当時の中高生を中心に大ヒットし、シリーズ化や家庭用ゲームに移植されました。同社の「くにおくん」とならぶ代表作になっています。
また、メインのBGMも人気が高く、以降のシリーズでも使用されている名曲です。「くにおくん」シリーズでは、リー兄弟をモチーフにした敵キャラクターが登場する際もアレンジ版が採用されているほど。
▼各シリーズ
●ダブルドラゴン
●ダブルドラゴンII ザ・リベンジ
●ダブルドラゴン3 ザ・ロゼッタストーン
●リターン・オブ・ダブルドラゴン
●ダブルドラゴン(ネオジオ版)
●ダブルドラゴン アドバンス
●Double Dragon V The Shadow Falls
●ダブルドラゴン ネオン
●ダブルドラゴンⅣ
『ダブルドラゴンⅣ』発売!
そんな、ダブドラが今年2017年で誕生30周年を迎えます。それを記念して制作された『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』の続編となる本作『ダブルドラゴンⅣ』。
『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』の発売が1989年なので28年ぶりの続編です。(28年って根強い人気が伺えますね)
▲『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』
当時の制作スタッフが制作しているので、オリジナルの魅力をたっぷり詰め込んだ作品になっています!また、各モードやキャラクターのやりこみ要素も充実しているので長く楽しむことができます。
『ダブルドラゴンⅣ』
▼対応機種
PS4版:2017年2月8日発売
Steam版:2017年1月31日発売
▼価格
DL版:800円(税込)
▲公式PV
プレイ画面
※今回はPS4版をプレイしています
▼ストーリーモード
1人~2人用
全12MISSION
『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』からの続編となるストーリーが楽しめます。
◆レトロ風ゲームというよりレトロゲーム!
▲今回アボボ(スキンヘッド)もたくさん出てきます
初めのステージは敵もそこまで強くなくどんどん進むことができます
ドット絵もそうですが、操作した感じがファミコンゲームをプレイしてるよう懐かしさがあります。最近のゲームに慣れてしまうとキャラクターの移動速度がゆっくりに感じ、俊敏に動かないのが歯がゆい(笑)
敵も容赦なくハメてきます。理不尽な感じがまた、当時のゲームをプレイしている気分になります。現代風になっていてもそれはそれで面白いのでしょうが、レトロゲームはこうでないと!オリジナルが大好きなファンの方でも違和感なく遊べます。
▲梯子の上で敵が待機・・・
ほぼ回避不可
▲梯子の上には必ずいるような・・・(笑)
ダブドラと言えばアクションの爽快感が魅力ですが、前作同様に吹っ飛び感は爽快です!
本作では新技が追加されています。うまく繋げれば
格闘ゲームのようにコンボで攻撃することも可能!さらに気持ち良さがアップしています!気持ちい効果音も健在です!
▲新技の「回転ヘッドバット」
横スクロールですが奥行きがあるので、
同じライン上にいないと攻撃が当たりません。決め技を出す時など、とくにタイミングを計りましょう!後半になると敵も徐々に強くなり、こちらの攻撃をしゃがんだり間合いを取ったり絶妙な距離で外してきます。
難しいと思ったら
奥行きをうまく利用。上下左右に動きながらできるだけ敵と同じラインにならないように攻撃を避け、わざを出す時に同じラインになるよう動くとダメージを受けにくくなります。
同ラインにばかりいると
敵は突っ込んでくるので注意!タックルや飛び道具などは当たるとダメージが大きいです。
敵の攻撃の方が当たり判定広いような気も・・・笑
アーケード版では「
ひじ打ち」で敵をハメることができたのですが・・・
ダメ、避けられます。
一通り技を使ってみて、個人的には「
龍尾嵐風脚」が一番使いやすいです。双截拳の奥義なので、技を発動している時は
相手からの攻撃を受けずに済みます。また発動が「
ジャンプ頂点でキック」と簡単に出るのもおすすめです!
敵との間合いをしっかり取り、
ヒット&アウェイを心がけ敵を的確に倒していきましょう!
◆間合いが大切!
▲初見プレイ時ここでゲームオーバー
囲まれてしまうとキツイです。
後半はとにかく難しい!!!!!!
クレジットを使い切ってしまうとゲームオーバーになり始めからスタートになります。各MISSIONでセーブできないのがレトロゲームらしい。悔しくてもう一回・・・。これが醍醐味ですね。
ダブドラをはじめてプレイする人には、難しいかもしれません。ただ、難易度がすこぶる高いわけではないので、操作に慣れてしまえば問題なくプレイできます。「config」で
特殊技をボタンに割り振ることが可能なので、ぜひ何度もチャレンジしてみて下さいね!
▲コンフィグ画面
全クリまで40分ほど。ボリューム的にもちょうど良い長さです。
本作は日本が舞台になっているミッションもあり、新しい敵も追加されています。
▲歌舞伎町っぽい
▲日本が舞台なので新キャラのアユミはくのいち。
▲ギミックなどもあり楽しめます
▼タワーモード
※ストーリーモードをクリアするとプレイすることができます。
◆やりこみ要素が満載!
敵を倒しながら
100階を目指し、ひたすらタワーを登っていきます。コンテニューができないので、100階はかなり難しいです。筆者もまだ到達できていません。
しかし、
タワーモードは中毒性があって面白い!
各フロアー数人しか現れないので、ダブドラの爽快感を手軽に楽しむことができます。サクサク次の階に進むことができ止め時を見失います。
また、「タワーモード」を進めていくと階数に応じて
使用できるキャラクターが増えます。全モードで使用することができるので、アボボでタワーに挑むことも可能です。
敵キャラはステータスが高く、タワーに挑むにはピッタリ。本作のラスボスも使用でき中々頼もしいです。
ダブドラⅡの
あのキャラも使えるようになるので、頑張って挑戦してみて下さい!
▲アボボでストーリーをプレイ
キャラが解放されると
好きなキャラクターを使用してストーリーをプレイすることが可能です。アボボの場合ダッシュが使えるので一度使うとやみつきになります。
イベント内容はビリーとジミーのままですが、プレイキャラが変わると新しいゲームをプレイしているような新鮮な気持ちで楽しむことができます。ボスを使用してボス戦とかも可能(笑)キャラクターの強さによっては難易度も変わってくるので色々試してみて下さいね!
▼2PDUELモード
2Pプレイの対戦モードで遊ぶことができます!
▲気分を出してアーケードコントローラー
ストーリーモードを進めると、
2PDUELモードで使用できるキャラクターが増えます。
格ゲーのように楽しむことが可能なので、ぜひ敵キャラも極めて下さいね!
『ダブルドラゴンⅣ』、当時を知っている人も知らない人も楽しめる作品になっています。DL版で800円とリーズナブルでボリューム満点!ストーリーモードをクリアしてからのやりこみ要素が本番です。レトロゲームやアクションゲームが好きな方はぜひ遊んで下さいね!
アクションゲームが苦手な方でもプレイしている内に操作に慣れてきます。筆者もそこまでアクションが得意ではありませんが、5回ほどでストーリーモードはクリアできました。この爽快感をぜひ体験してください!
さて、私はタワーに挑まなきゃ!!!
28年ぶりなので前作をプレイしてい人は、『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』内蔵のミニファミコンがおすすめ!
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