PCゲームをソファや外出先でも遊びたくて、携帯型ゲーミングPCが気になっていませんか? ROG Xbox Allyを調べると「X」と「X20」が出てきて、どこが違うのか、価格差に見合うのか迷いますよね。
今回比べるのは、国内向けのROG Xbox Ally X20(RC74XA-RZ2R24G1T)と、ROG Xbox Ally X(RC73XA-Z2E24G1T)です。名前が似ているROG Ally Xや、無印のROG Xbox Allyとは別製品として扱います。
公式仕様で見ると、まず注目したい差は画面です。一方、CPU・メモリ容量・SSD容量には共通点があります。新しい名前だけで性能差を決めず、自分が重視する部分から比べてみましょう。
X20は国内で10月16日発売予定
X20は2026年10月16日(金)発売予定で、10月8日時点では予約受付中です。購入前の今は、公式仕様で分かる画面・重さ・価格の違いから、自分に合いそうな候補を絞れます。ゲームの動きや持ちやすさを重視する場合に確認したいポイントも、順に見ていきましょう。
画面・重さ・基本仕様を比較
| 項目 | ROG Xbox Ally X20 | ROG Xbox Ally X(2025) |
|---|---|---|
| 国内型番 | RC74XA-RZ2R24G1T | RC73XA-Z2E24G1T |
| 画面 | 7.4型・有機EL | 7.0型・TFT液晶 |
| 解像度/リフレッシュレート | 1920×1080/120Hz | 1920×1080/120Hz |
| CPU | Ryzen AI Z2 Extreme | Ryzen AI Z2 Extreme |
| メモリ/SSD | 24GB/1TB | 24GB/1TB |
| 重さ | 約756g | 約715g |
| OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| 公式ストア表示価格 | 258,800円 | 169,800円 |
価格は2026年10月8日に確認した公式ストアの表示です。同時点の差額は89,000円ですが、販売店やキャンペーンで変わります。表はX20単体モデルとAlly Xの比較で、ARグラスなどが付くX20 Bundleの価格ではありません。
画面を重視する人は、X20の違いを確認したい
ソファで本体を手に持って遊ぶ時間が長いなら、画面の違いは気になりますよね。X20は7.4型の有機EL(OLED)、Ally Xは7.0型の液晶です。有機ELは画面の画素自体が光る方式、液晶は背面の光を使う方式で、表示の仕組みが異なります。まず画面のサイズと方式を見比べ、展示機があれば普段遊ぶときに近い明るさや距離で、文字や暗い場面の見え方も確かめてみましょう。
両機とも解像度は1920×1080のフルHDで、画面を1秒間に最大120回更新できる120Hzです。画面のサイズは違いますが、仕様上の解像度と更新回数は共通しています。
ゲームの滑らかさを見るときに出てくる「fps」は、ゲームが1秒間に描く画像の数です。画面が対応する120Hzと、ゲームが動く120fpsは別の値なので、遊びたい作品名と画質設定も合わせて確認しましょう。動作比較を読むときは、同じゲーム・解像度・画質設定で測られているかが、比べるための手がかりになります。
遊びたいゲームから、必要な性能を考える
CPUは処理の中心となる部品、メモリは作業中のデータを置く場所、SSDはゲームやデータを保存する場所です。両機はRyzen AI Z2 Extreme、メモリ24GB、SSD 1TBという基本仕様が共通しています。この3点では、X20だけが上位の容量・CPUになるという違いはありません。
「今のゲームがもっと滑らかになるか」を重視するなら、CPU名に加えて、冷却や電力設定も含めた動作比較を見たいところです。発売後の比較では、遊びたい作品名、画質設定、電源接続の有無、静音・性能などの動作モードをそろえた結果を探すと、自分の使い方に近い判断材料になります。
すでにAlly Xを持っていて、ゲームの動きや容量に不満がなければ、買い替えの判断は画面と操作部に絞りやすくなります。初めて買うなら、候補のゲームがWindows版で提供されているか、公式の動作条件やコントローラー対応を確認するところから始めましょう。
持ち歩きや操作部も、購入前に見ておく
本体の重さはX20が約756g、Ally Xが約715gで、差は約41gです。外出先で持ち続けるなら本体の重さを、家の机や膝の上で支えて遊ぶなら置き方も考えてみましょう。展示機を試せる場合は、普段の姿勢で持ち、スティックやボタンへ無理なく指が届くかを確かめると選びやすくなります。持ち歩き用のケースや充電器も、荷物と予算に含めておきましょう。
X20ではスティックと十字キーも変更されています。4方向/8方向に切り替えられる十字キーは、操作部を比較するときの注目点です。十字キーをよく使うゲームか、斜め方向を含む入力をよく使うかなど、普段の操作を思い浮かべて確かめましょう。

自分に合うかを考える3つの質問
- 本体画面で遊ぶ時間が多い? 多いなら画面の違いを優先して比較。
- 重さと価格差を受け入れられる? 本体だけでなく、ケースや接続機器も含めて予算を考える。
- 遊びたいゲームが使える? Windows版の有無・対応条件・入力方式を確認。
両機はWindows 11を搭載するPCなので、遊びたいタイトルのストアでWindows版の提供と対応条件を確認できます。Xboxの名前が付いていても、Xbox本体向けに買ったソフトをすべてそのまま使えるわけではありません。手持ちのソフトを続けたい場合は、そのタイトルがWindowsでも利用できるか、追加購入が必要かを先に調べると、ソフト代も含めた予算を立てやすくなります。
本体画面を見ながら遊ぶ時間が長く、新しい画面や操作部に魅力を感じるならX20を詳しく確認。初めての携帯型PCで費用を抑えたいなら、Ally Xも候補です。外部モニターで遊ぶことが多いなら、本体画面の違いに予算をかける優先度も変わります。画面や操作部の違いに89,000円の差額をどれだけ使いたいか、重さと遊ぶ場所も合わせて考えると、自分なりの選び方が見えてきます。
