モニターやゲーム機の設定にある「VRR」。120Hzなどの数字とは何が違うのでしょうか。ゲームが映像を作るタイミングに、画面の更新を合わせる仕組みを整理します。

ゲーム用語・ガジェット用語辞典 / 映像・画面
VRR
- 読み:
- ぶいあーるあーる
- 英語・別名
- variable refresh rate / 可変リフレッシュレート
ゲーム側の描画に合わせて画面の更新間隔を変える仕組みです。表示のずれを抑えるために使われ、利用にはゲーム機やPCと画面側の対応が必要です。
VRRは、更新するタイミングを合わせる仕組み
VRRはVariable Refresh Rateの略で、可変リフレッシュレートとも呼ばれます。ゲーム側の描画に合わせて、ディスプレイが画像を更新する間隔を変えます。一定の間隔で画面を更新し続ける場合とは、映像に合わせる側が異なります。
ゲームの描画と画面の更新のタイミングがずれると、上下で別の瞬間の画像が混ざり、横に裂けたように見えることがあります。これはティアリングと呼ばれる現象です。VRRは、このような表示のずれを抑えるために使われます。

120Hz対応と、VRR対応は分けて確認
120Hzという表記は、画面が1秒間に更新する回数を示します。一方、VRRは更新間隔を映像に合わせて変える仕組みです。数字の大きさだけを見ず、可変更新の機能にも対応しているか確認しましょう。
PS5の公式案内でも「VRR」と「120Hz出力」は別の設定項目です。高いリフレッシュレートが選べることと、その接続環境でVRRを利用できることを、同じ条件として扱わないのがポイントです。
ゲーム機・画面・設定を組み合わせて見る
使うときはゲーム機やPCだけでなく、テレビやモニター側の対応も必要です。PS5では「設定」から「スクリーンとビデオ」の映像出力へ進み、接続したHDMI機器の情報やVRRの設定を確認できます。これはPS5での確認例です。
実際の効果は画面やゲームの条件で変わります。PS5には未対応ゲームへ適用する設定もありますが、公式は予期しない動作が出た場合にオフにするよう案内しています。すべての組み合わせで、同じ見え方になる機能とは考えないようにしましょう。
fpsの数字だけを増やす機能とは考えない
VRRで揃えるのは、描画と表示のタイミングです。ゲームが画像を作る回数を示すfps、画面の更新回数を示すHz、両者の更新間隔を合わせるVRRを分けると、設定の目的を捉えやすくなります。
仕様表を読むときは、最大Hzに加えてVRRへの対応と利用条件を確認します。そのうえでゲーム機やPCの出力設定を見れば、「画面は対応しているのに使えていない」という場合の確認箇所も整理できます。
画像はゲームドライブが作成した説明用の独自図です。実在する製品の写真、実際のゲーム画面、実測を示すものではありません。
