別のPCでゲームを起動したら、前に遊んだ続きから再開できた。その裏側で使われる仕組みのひとつがクラウドセーブです。本体内への保存とオンラインへの同期を分けて見てみましょう。

ゲーム用語・ガジェット用語辞典 / 接続・通信・保存
クラウドセーブ
- 読み:
- くらうどせーぶ
- 英語・別名
- cloud save / セーブデータ同期
セーブデータをオンラインの保存先へ送って保管・同期する仕組みです。利用条件はサービスごとに異なり、別のゲーム機への進行引き継ぎまで保証する名称ではありません。
セーブデータの保存先をオンラインにも持つ
クラウドセーブは、セーブデータをオンラインの保存先へ送り、保管や同期に使う仕組みです。手元の端末だけでデータを持つ場合に比べ、対応する別の端末から続きを利用しやすくなります。ただし、対応するゲームや保存するデータの範囲はサービスによって異なります。
Steam Cloudを例にすると、ゲーム側が指定したファイルをSteamのサーバーへ同期します。対応するゲームなら、別のPCでSteamへログインしたときに保存データを利用できます。すべてのゲームが対応する機能ではないため、ストアの対応表示も確認します。

「保存した」と「オンラインへ送った」は別の段階
ゲーム内のセーブは、進行を記録すること。その記録をオンラインの保存先とやり取りするのが、クラウドへの同期です。クラウドセーブという言葉には、ゲームがいつ進行を記録するかという意味まで含まれているわけではありません。
このため、ゲーム内で保存した状態と、オンラインに反映された状態は分けて考えます。Steamではゲームの開始前や終了後にファイルを同期する仕組みが説明されており、端末内への記録と通信による反映は、別の役割を持っています。
保存対象や利用条件は、サービスごとに違う
Steam Cloudで保存するファイルはゲーム側の設定や実装によって決まります。セーブに加えて設定などを同期する場合もあるため、同じクラウド対応という表示でも、何が保存されるかまで一律ではありません。
別の例として、PlayStationのクラウドストレージは、ネットワーク上の保存領域へセーブデータをコピーする機能で、利用にはPlayStation Plusへの加入が必要です。このように、対応作品だけでなく、利用するサービスの条件も見ておきます。
クロスセーブは、引き継げる機種の話
クラウドセーブはオンラインでの保管・同期に着目した呼び方です。クロスセーブは、異なる機種などの間でセーブや進行を引き継げる機能を指します。PC同士で同期できることだけを理由に、別のゲーム機版にも進行が移るとは判断できません。
言葉を読むときは、どこに保存するのか、何を同期するのか、どの機種へ引き継げるのかを分けます。PCの引っ越しなど具体的な作業へ進む前に、この3つの意味を押さえておくと、対応表示を読み違えにくくなります。
画像はゲームドライブが作成した説明用の独自図です。実在する製品の写真、実際のゲーム画面、実測を示すものではありません。
