
Keyboard Cat(キーボードキャット)は、青い服の猫が鍵盤を弾いているように見える映像を使ったネットミームです。失敗やハプニングの動画の後に猫の演奏をつなぎ、音楽でその場面を締めくくる使い方が知られています。
元の猫はFatso。撮影とネット公開には年の隔たりがある
映像を作ったのは、アーティストのCharlie Schmidt(チャーリー・シュミット)です。本人のサイトでは、飼い猫のFatsoを撮影した映像として紹介され、1984年に小さな青い服を着せて撮り、2007年にYouTubeへ投稿したと説明しています。
つまり、撮影された年が、そのままネットで共有され始めた年になるわけではありません。本人は自分を楽しませるために撮ったと語っており、最初からネットミームを狙って制作した映像として扱うと、順序が逆になります。
失敗動画の後につなぐ「Play him off」の使い方
2009年9月30日に公開されたLove Meowの本人取材では、Brad O’Farrellが、エスカレーターで後ろ向きに転ぶ人の動画とFatsoの映像を組み合わせたことが、失敗動画との組み合わせの始まりだったとSchmidtは説明しています。元の猫動画を作った人と、後から組み合わせ方を生んだ人は分けて捉えられます。
その取材は「Play him off, Keyboard Cat」という呼びかけとともに、失敗動画の末尾に猫の映像を付ける使い方を紹介しています。見方としては、うまくいかなかった場面に、演奏でコミカルな幕引きを付けるイメージです。猫の演奏だけでなく、直前の場面とのつながりが笑いのポイントになります。
使うなら、自分の小さな失敗を締める例から
用法を説明するなら、深刻な事故や他人の失敗を笑う場面よりも、自分のちょっとしたミスを振り返る例が分かりやすいでしょう。次の表は編集部が作った説明用の例です。実際のSNS投稿の引用ではありません。
| 説明したい場面 | 言い方の例(編集部作成) |
|---|---|
| ゲームで自分が操作を間違えた | ここで猫の演奏が入って終わる感じ |
| 自分の失敗談を話し終えた | 最後にKeyboard Catで締めたい |
| 猫の動画との関係を伝える | 失敗場面の後に演奏をつないで、オチにするネタだよ |
Keyboard Catの由来を追うときは、1984年の撮影、2007年の投稿、失敗動画の後につなぐ使い方を分けると整理しやすくなります。青い服の猫という見た目に加え、別の場面を音楽で締める役割まで知ると、ミームとしての使われ方がつかめます。
