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レトロゲー好き必見!?ファミコンカセットで遊べる携帯ゲーム機『FC BOY in 88 GAMES』実機レビュー

2017-01-19 23:01:00
世の中ではニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター(通称ミニファミコン)が品切れになったり、レトロゲーム人気の根強さが話題になっていますが、そんな傍ら2016年12月に三栄書房から『FC BOY in 88 GAMES』という商品が発売されました。

この手のものは結構あるのですが、レトロゲー好きの筆者はこのゲーム機を東京オートサロンに出展していた三栄書房ブースにて車に関係ないのに衝動買いしてしまいました。そして、意外や意外、実用性が高く感じたのでご紹介しようと思います。
 
 

ファミコンカセットがそのまま使える携帯ゲーム機

FC BOYの最大の特徴は、当時のファミコンのカセットがそのまま使えるということ。

ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールやミニファミコン、ゲームボーイアドバンス等でもファミコンソフトはプレイできますが、ラインナップはそこまで多くないので、「やりたいゲームがない!」と思ったことがある方も多いのでは?

このFC BOYは、なんとファミコンのカセットをゲーム機に差し込むだけで、どこでも当時のファミコンソフトが楽しめるという代物なのです。

▲3DSと並べるとこんなサイズ感。
カセット口が出っ張っているのでちょっと斜めに。
 
ちなみにFC BOYはいわゆるファミコン互換機(通称ファミパチ)と呼ばれるジャンルのゲーム機です。
純正ではないため、一部のゲームが動かなかったり音が出ない等の不具合が出る場合はありますが、それでもほとんどのファミコンソフトをプレイすることができます。

このFC BOYにはマイクがないので、マイクを使うようなゲームはプレイできません。マイクが必須なたけしの挑戦状がクリアできません…。
 

ほとんど不満がないレベルの実機プレイ

FC BOYがどんなものなのか早速実機プレイを交えて紹介していきます。

FC BOYは携帯ゲーム機ですが、バッテリーを積んでいないため、懐かしの乾電池式です。単4電池4本で動きます。

FC BOYはmicroUSBによる給電もできますが、バッテリーは無いため、モバイルバッテリーか常時給電されている必要があります。(プレイ中に抜けると電源が切れます…)

▲こんな感じで乾電池をセット

電池を入れたらFC BOYにファミコンカセットを挿します。後は本体右下にある電源をONにするだけです。

▲背面部にカセット挿入口。向かって右にあるのがmicroUSBの穴。

▲カセットを入れます。
出っ張りますがカセットが手前を向くので何をプレイしているか一発でわかりますね。

▲電源ONでゲームが起動!

ゲームは最近の携帯ゲーム機同様、中央のモニタに表示されます。液晶が少々小さく感じますが、ファミコンゲームなのでそこまで違和感はない印象です。

カセットのイジェクトボタン等がなく、カセット口がちょっとキツめなため、少しカセットを抜くのにコツが必要です。
カセットを少し左右に斜めにしながら抜くような感じで抜くことができます。

コントローラは本体左側に十字キー、リセットボタン、セレクトボタン、右側にABボタンと連射ABボタン、スタートボタンがついていて3DSやPSVITAのような普通の携帯ゲーム機と同じ感じでプレイすることができます。

▲本体下部には左にボリューム、右側にイヤホンジャックと電源スイッチがあります。
 

▲ちなみにカセットを挿して乾電池をセットした状態の重さはこんな感じ。
3DS LLよりも100gくらい軽い。

実はFC BOYのような携帯仕様のファミコン互換機はこれまでにもいくつか出ているのですが、FC BOYはその中でも画質や操作性等は良いと感じました。
 

多くのファミコンソフトがプレイ可能!

編集部にあったファミコンカセットで実機プレイしてみたのでご紹介。

▲ロックマン5

▲星のカービィ 夢の泉の物語

▲ドラゴンクエスト3

▲ジョイメカファイト

▲2016年に新発売されたFCソフト「キラキラスターナイトDX」もプレイ可能!
キラキラスターナイト DX(Amazon)



ちなみにファミコンカセットが無くても88本のフリーゲームが入っているのでそのまま遊ぶこともできます。

▲アクションゲームや

▲ボン◯ーマンのようなゲームも…
 

なんとテレビにも出力ができる

実はこのFC BOY、付属のAVケーブルを使用することで、テレビに映してプレイすることもできます。

▲内容物はこんな感じ。専用のAVケーブルが付属。
 

▲モニタに映した図。
FC BOY本体はコントローラとしてそのまま使える。

HDMIではないので、PCモニタ等につなぐ場合はAV出力をHDMI出力にできるアップスキャンコンバータ等が必要になります。
大きな画面でファミコンを遊びたい時でも対応できるスグレモノです。

▼PCモニタ等に出力する場合はこういうコンバーターがオススメ
アナログ to HDMI コンバーター(Amazon)

でも何より魅力なのはテレビが不要なこと!

やっぱり据え置きゲームはどうしても腰を据えないとプレイできないのが難点。最近はスマホ等の携帯デバイスの普及もあって、持ち運びできないゲームというのはどうしても敬遠されがち。

いくらレトロゲー好きでファミコンをプレイしたいと思ってもテレビに繋いでやるというのは、ちょっと面倒と思ってしまいますよね。

そんなとき、このFC BOYはファミコンカセットさえあれば、いつでもどこでもファミコンソフトをプレイすることができます。

今はファミコンソフトもAmazonのマーケットプレイス等で送料込み1本300円以下で買えるものも多いですし、もう一度遊びたかったファミコンソフトとFC BOYを手に入れて、気軽にレトロゲーライフを楽しんでみてはいかがでしょう?

Amazonで販売されているファミコンソフトはこちら
 

▲筆者は久しぶりにくにおくんのドッジボールをプレイして全クリしました。

FC BOY in 88 GAMES仕様
対象年齢:15 歳以上
液晶画面:TFT カラー液晶
画面サイズ:2.8inch(約 65 × 42mm)
イヤホンジャック:φ 3.5mm モノラル
AV 出力ジャック:φ 2.5mm 電源:単4アルカリ乾電池× 4本(別売) Micro USB 5V/500mA(別売)
連続動作時間:最大 5 時間(乾電池)
本体重量:125g
本体寸法:約 77 × 151 × 34mm

現在、Amazonにて入手が可能です。

・AmazonでのFC BOY購入はこちら


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ライター : 編集長 長谷川
ゲームドライブの編集長らしき人物です。不定期で攻略記事などを書いています。ゲードラでは記事以外にも見...
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