ゲーム業界を目指している人、必見!
専門学校でゲーム制作を学んでいる学生にインタビュー!
『ゲームクリエイターへの道!』
「ゲームクリエイターになりたい!」その思いを熱く語っていただきました!
『ゲームクリエイターへの道!』について
ゲーム業界を目指して日々、勉学に取り組む学生たち。
ゲーム制作の勉強ができる専門学校が増えている中、実際にどういうことを勉強しているのか?卒業後の就職は?気になることは山のようにありますよね。
そこで、ゲーム系専門学校に在籍する学生にインタビューをおこないました!
題して、ゲーム系専門学校直撃取材『ゲームクリエイターへの道!』
▼過去の”ゲームクリエイターへの道!”はこちらから!
【専門学校生に突撃取材!】第1回「爆音をいかしたゲームが作りたい!」
【専門学校生に突撃取材!】第2回「個人制作を経験して知った、チーム制作の大切さ」
【専門学校生に突撃取材!】第3回「自由な環境で制作できることに感謝!」
第4回「新しい挑戦が自信につながる!」
第4回目となるゲームクリエイターへの道!では、
東京コミュニケーションアート専門学校の学生にインタビューをおこないました!今回はどんな学生に出会えるのでしょうか?
それでは、インタビューをご覧ください!
※かまぼこ=筆者
かまぼこ:
今回は「東京コミュニケーションアート専門学校」へお邪魔しています!早速、学生へインタビューしていきたいと思います!
初めまして、ゲームドライブのライター・かまぼこです!
濱さん:
初めまして、東京コミュニケーションアート専門学校(以下:TCA)ゲームプログラマー専攻2年の濱 美来です!
北澤さん:
同じく、TCA ゲームプログラマー専攻2年の北澤 赳です!よろしくお願いします!
▲『VRsquash』開発チームの北澤 赳さん(左)、濱 美来さん(右)!
かまぼこ:
よろしくお願いします!
まず、おふたりの在籍するゲームプログラマー専攻では普段どのような勉強をしているのでしょうか?
濱さん:
TCAでは、プログラマーとしての基礎やゲーム企画、コミュニケーション力を身に付ける勉強があり、実践力を磨くためにゲーム制作も行っています。
かまぼこ:
プログラムの勉強だけじゃないんですね!ゲームの企画ができるプログラマー憧れます…!実際にゲームの企画をしたことはありますか?
濱さん:
東京ゲームショウ2019で出展した『
VRsquash(スカッシュ)』という作品ではプランナーとして制作に携わりました。
座ってゲームをプレイするよりも、体を動かして遊べるゲームを開発したいと考えていました。自分の体の動きがゲームに反映される楽しさをユーザーに感じてほしかったのですが、いざゲームの企画を考えてみるとなかなか具体的な企画が決まらず、先生に相談しました。そこで「スカッシュというスポーツはどうだろう?」とアイディアをいただき、VRでスカッシュが楽しめるゲームにしようと方針が決まりました。
▲発案者の先生はかなりの腕前!
かまぼこ:
実際に制作をしてみて苦労したことはありましたか?
濱さん:
開発中のゲームが前日はしっかり動作していたのに次の日に動かなくなってしまったときはとても焦りました。復旧作業をしたり、仕様の変更が必要な箇所についてはプログラマーと相談して仕様を変更しました。今回プランナーとして携わって、プログラマーとしてゲームを作った時とは違った難しさがありましたが、それ以上に
完成したときにすごく達成感を感じました!
かまぼこ:
今後に生かせる経験ができたのですね!
北澤さんは『VRsquash』でどの部分を担当されていたのですか?
北澤さん:
僕はプレイヤーの見ている映像をモニターに出力したり、カメラやVRデバイスのセッティングをおこないました。VRゲームの醍醐味、ゲームの世界観に没頭できるように、デバイスを被った瞬間から『VRsquash』の世界に入ってもらえるようにカメラ、デバイスの設定を調整しました。また、VRが得意でない人に向けて、ヘッドセットを被らなくてもモニターを見てゲームが遊べるように工夫をしました。
▲プレイ中の映像がモニターにも表示される!これは便利!
かまぼこ:
VRが得意でない人にも楽しんでもらいたいという熱い思いがあったのですね!素晴らしいアイディアだと思います。これならVRが初めての人でも遊べますね!
北澤さん:
ありがとうございます!工夫したかいがありました!
VRゲームの制作は初めてだったので、チームで作業方法をどうするか、3D空間の描画や計算など、初めてのことばかりで苦労したことも多くありましたが、3Dに関する知識やスキルがとても上がったと思います!
実際に東京ゲームショウ2019の4日間でたくさんの人に遊んでもらうことができて自信がつきました!
かまぼこ:
新たに挑戦したことが自信に繋がる良い経験になったんですね!
北澤さん:
『VRsquash』の制作途中から1年生が参加したのもとても良い経験になりました。自分たちにはない考えや価値観を知れて、視野が広がりました。同時に自分が先輩という立場になる緊張感もあってドキドキのゲーム制作でした……!
かまぼこ:
北澤さんにとっては初挑戦が多い制作だったのですね!学生のうちに経験できることは一通り経験しておいて損はないと思います。これからもいろんな人からいろんなことを学んでいってほしいなと思いました!
最後に、今後への意気込みをお願いします!
濱さん:
友人に「絶対にゲームのエンドロールに載るから見ていて」と言って上京してきました。自分が関わったゲームのエンドロールに名前を載せて、そこまでゲームをプレイしてもらうことはとても憧れであって、夢でもあります。私はメンバーをまとめたり、計画を管理する事もできるプログラマーを目指して今後も積極的に制作や学校の授業に励んでいこうと思います!
北澤さん:
遊んで楽しいゲームはもちろんですが、制作する僕たちが作っていて楽しいと感じられるゲームを今後も作っていけたらと考えています。プログラムもゲームも大好きなので、これからもいろんな作品を作っていけるクリエイターを目指して日々一歩ずつでも進んでいきたいと思っています!
かまぼこ:
これからもお二人の熱い思いをゲーム制作にぶつけていってほしいです!多くの人と関わっていろんな経験を積んで、楽しいゲームをいっぱい作るクリエイターになってください!
濱さん、
北澤さん:
ありがとうございます!頑張ります!
▲TGS2019のTCAのブースにはゲームやイラストの展示がたくさん!!
今回インタビューさせていただいた、濱 美来さん、北澤 赳さん、東京コミュニケーションアート専門学校の皆様、ありがとうございました!
今後も専門学校へお邪魔し、学生にインタビューをおこなっていきます!
▼過去の”ゲームクリエイターへの道!”はこちらから!
【専門学校生に突撃取材!】第1回「爆音をいかしたゲームが作りたい!」
【専門学校生に突撃取材!】第2回「個人制作を経験して知った、チーム制作の大切さ」
【専門学校生に突撃取材!】第3回「自由な環境で制作できることに感謝!」