先日任天堂は、家庭用ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」を、2017年10月5日(木)、に発売することを発表。発表内容によると幻のタイトル『スターフォックス2』が収録されているとのことでした。
そこで今回は、『スターフォックス2』がどんな作品なのか紐解いてみようと思います。作品の背景を知ってる方が楽しめますしね!
そもそも『スターフォックス』って?
そもそもSFC『スターフォックス』はどんな作品なのか。
SFC『スターフォックス』は1993年に発売されたフライトシューティングゲームで、3D空間内で自機を飛行する
“3D作品”として話題を呼びました。当時、スーパーファミコンのタイトルでは生み出せていなかった3Dグラフィックによる表現を、初めて取り入れた作品となったわけです。
わけなんですが、最初触れた感触は
「何か▲が飛んでる…!?」でした。ファミコンからゲームボーイ、スーパーファミコンを通して完全に2D慣れした身体に仕上がっていたわけですから、この感覚は避けられません。
しかしそこは人間の身体。2,3日で慣れ、じわじわ味わいを感じ出すのでした。
▲慣れてきて改めて出撃の様子を見るとめちゃくちゃカッコ良い!
そんなポリゴンで表現された機体アーウィンを、プレイヤーは十字キーで操れるのだから前のめりにプレイする様子は想像に難くないです。
また、単なる3Dシューティングゲームというだけでなく、ストーリーやキャラクターにものめり込める仕組みとして、プレイ中に主人公フォックス視点で仲間から入る
「通信」も熱を上げる要因になりました。
仲間からの通信が随時、随時入るんです!
PCM音源の対応でファルコらの声を聞き取ることができ、操縦のアドバイスはもちろん、たわいのない会話、
危機的状況下の焦燥感が耳から伝わる訳です…
しかも、
1度撃墜された仲間は以降のステージで2度と出てこなくなります。これにはたまらずリセットボタンに手をかけた人も多いはず。
▲スリッピィィィィィ!
1993年 (24周年)
任天堂
SFC
スターフォックス
『スターフォックス2』のココに注目!
そんなSFC『スターフォックス』の続編、SFC『スターフォックス2』は開発が進められ
完成までしていたようです。が、1996年に任天堂新ハード「NINTENDO64」が発売されたこともあり、SFC『スターフォックス2』は世にでることなく眠っていたとのこと…。
N64『スターフォックス64』はSFC『スターフォックス』の続編ではなく、パラレルワールドのような世界観になっており、SFC『スターフォックス』の
最終ボス“アンドルフ”との決戦以降の展開は『スターフォックス2』で初めて明らかになる…はず!?
発表では「最初のステージをクリアすることでプレイ可能となる裏要素」とされているので、内容は定かではありません。
今回の「ミニスーファミ」発売を受けて、時系列や登場キャラクターなどいろいろと裏設定をかいつまみながら、『スターフォックス』『スターフォックス2』をプレイしてみるのはいかがでしょうか。
■商品概要
商品名:ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
発売予定日:2017年10月5日(木)
メーカー希望小売価格:7,980円(税別)
収録タイトル:21タイトル※
対象年齢:CERO B(12才以上対象)
※ スーパーファミコン用のカセットを差し込んで遊ぶことや、ダウンロードなどでタイトルを追加することはできません。
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