【週刊ガチャ155】これぞ日本の風景「わび・さび～苔生す境内～」

ホビー

2020-01-11 12:03:00

鳥居や石垣に苔が生えていると、なんだか風流だなぁ～と感じることがあります。
古くから伝わる日本特有の美意識を表す「わび・さび」という言葉があります。

今回はエールより発売された新作カプセルトイ「わび・さび～苔むす境内～」をレビューしていきます。

▶エールの最新カプセルトイはこちら
【週刊ガチャ154】2020年良い年になりますように！「招け！にゃんこさま」
【週刊ガチャ146】どんな事件も解決にゃ！「ねこのへんしんコスチューム探偵にゃんこ」
【週刊ガチャ145】まるで宇宙空間！心を癒すランプ「PLANET LAMP」

日本の美意識がカプセルトイで登場！

エールから2019年12月に発売開始された「わび・さび～苔むす境内～」。

わび・さび～苔むす境内～は、全6種で1回200円。
今回も全種の実物を確認しながら紹介していきます。

こちらがわび・さび～苔むす境内～全6種。

まずはラインナップを確認しましょう。わび・さび～苔むす境内～のラインナップは下記の通り。

１．鳥居
２．狐～巻物～
３．狐～玉～
４．灯籠壱
５．灯籠弐
６．景石

「わび」はさびれや汚れを受け入れ楽しもうとする”内面的な豊かさ”を指し、「さび」は、経年変化による汚れや欠けを劣化とみなさず、その変化が織りなす独特な風合いなどの”見た目の美しさ”を指します。つまり、”外見的な美しさ”と”それを見出す心”のふたつをあわせて「わび・さび」という言葉になります。

わび・さびが理解できたところで早速、各わび・さび～苔むす境内～を見ていきましょう。

まずは、鳥居。

苔を全体にまとった鳥居。これだけの苔が生すということは、昔から建てられていた鳥居でしょうか？
誰もいない山奥にひっそりと建っている鳥居、というサブストーリーを付け足してみたくなりました。

続いて、狐～巻物～。

巻物を口に咥えている狐。全身のいたるところに苔がついています。
全国の稲荷神社に鎮座する狐は口に何かを咥えていることがあるので、神社を訪れた際にぜひ確認してみてください！

3つ目、狐～玉～。

こちらは口に玉を咥えた狐。狐をふたつ揃えて、鳥居の両端に鎮座させると神社の雰囲気が味わえます。

＊狐について豆知識

狐は神様の眷属(けんぞく)であることをご存じでしょうか？眷属とは神様の使者という意味です。
大昔、狐は神聖な動物として捉えていました。狐が農業が始まる春先から秋の収穫期にかけて里に降りて姿を現し、週刊久我終わる頃に山へ戻っていくため、農耕を見守る守り神のように考えられていたことから、神様の使者として認識されています。

次は、灯籠壱。