2016年春、株式会社Cygamesからリリース予定の本格対戦型TCG『Shadowverse(シャドウバース)』。事前登録に加え、2度に渡るβテストが行われた。本稿では、本タイトルの遊び方を紹介していく。
目次
公式PV
ゲームの魅力
■クラスキャラクター
本タイトルでは人間だけでなく獣やヴァンパイア等、様々なカードが存在する。400種類以上の美麗カードは本格的なTCGを更に楽しめる要素の1つ。
バトルで使用するデッキの組み方はクラスキャラクターによって異なる。ここでは公式の先行体験会で紹介されていた5人のクラスキャラクターと、デッキについてを説明していく。この情報を知っておけば、プレイ時にクラスキャラクターを選択しやすくなるだろう。
アリサ
▲虹色・金色の順にレア度が高い
フェアリートークンがキーとなる万能系。エルフやフェアリー等森をモチーフにしたカードが中心のクラス。豊富に使用できるフェアリーをどう扱うかが重要になる。手札枚数やプレイ(場に出す)したカード枚数に関係するカードが多く含まれている。コンボが重要になってくるので、カードゲーム好きにおすすめのクラス。
エリカ
レギオンやロードというタイプシナジーとトークンシナジーを組み合わせた速攻系クラス。ナイト、プリンセス、メイド等ロイヤルな雰囲気のカードが中心となっている。トークンを召喚し、強化して攻めるカードが多く含まれている。オーソドックスで使いやすく、手順を覚えるという意味でも一番最初に選ぶのに持って来いのクラス。
イザベル
スペルチャージという特有の能力を駆使するテクニカルなクラス。魔法使い、錬金術士、ゴーレムなど魔法に関係の深いカードが中心となっている。自分がスペルカードをプレイした時、手札にあるスペルチャージ・カードが強化される。テクニカルでカードゲームに自信がある人程より楽しめる、プレイヤーの力量がでるクラス。
スペルカード
スペルチャージという能力を持っているキャラクターを手札に残してスペルを沢山使うと、そのキャラを場に出した時にカードの効果が強大になる。例えばプレイ時に蓄積した分を相手のユニット全体に放出することができるユニットも存在する。
ローウェン
最大PPを増やすカードと覚醒という特有の能力を駆使する、ドラゴンのカードが中心のパワフルなクラス。覚醒は自分の最大PPが7以上の時に発動する能力なので、前半は耐えつつ自分のPPをどんどん上げ、後半に一気に畳み掛けるコントロール型のデッキとなるだろう。
ユリアス
バーサクという特有の能力を駆使して戦う。ヴァンパイアや魔獣系のカードが中心のクラス。バーサクは自分のキャラクターの体力が10以下のときに発動する。自分の体力を減らしたり回復する効果のあるカードが多いので、ライフコントロールが鍵になるとのこと。
基本ルール
本タイトルのバトルにおいての勝利条件は、相手クラスキャラクターの体力を0にすること。自らの戦略を駆使してバトルに勝利しよう。
バトル中はPP(俗に言うマナ)を消費することでカードをプレイできる。PPは1ターンに1ずつ増加し、最大値が10となっている。カードによってコスト(消費PP)の量が異なるのでしっかりと確認しておこう。例えば、PPが5つある時2コストと3コストのユニットの2枚をプレイすることが可能。
※増えた分のPPは次ターンで増えた分まで回復する
▲クラスキャラクターをタップするとボイスが聞ける
■ユニット
ユニットカードは、プレイしたターンに相手キャラクターやユニットに対して攻撃ができないので、プレイする場合はその後の展開もよく考えよう。その時思慮に入れる必要があるのがユニットの能力。
プレイしてすぐに攻撃できたり、必ずそのユニットから攻撃しなければならないようなものだったり、ユニットにより様々な能力を持っている。ユニットのステータスだけでなく、能力もしっかり把握し上手く使いこなそう。
■進化
『Shadowverse』で1番のポイントとなるのが進化。EPを1つ消費することでどんなコストのユニットでも進化でき、能力も様々。共通の利点は「ステータスの上昇」「すぐに攻撃できる(ユニットに対してのみ)」「進化時能力の発動」の3つ。
「ステータスの上昇」により進化ユニットの強化、更に「すぐに攻撃できる」という点を利用することでそのターン内でユニットに攻撃することができる。この3つの中でも特に「進化時能力」を確認しておくことで、戦況に応じて進化のタイミングを見計らうことができるだろう。
※進化は先手が2回、後手が3回可能
※進化は先手が5ターン目から、後手が4ターン目から可能
ゲームの流れ
まずは先攻後攻ともに初手3枚ドローする。その中から、任意のカードを1度だけ引き直すことができる。バトル開始時はPPが1なので、高コストのカードを入れ替えて低コストカードを手札に持っておくようにするのがポイント。3コスト以下のものをキープするのが良いとのこと。
▲レア度の高いものを引くと光る演出
■プレイ
手札のカードはドラッグ&ドロップでプレイできる。タッチでカードの詳細を確認できるので、そのカードの能力等を覚えるまでは定期的に確認していこう。プレイしたユニットはドラッグ&ドロップで攻撃できる。1ターンに1度のみ攻撃が可能なので、相手のどのユニットに攻撃を仕掛けるかをきちんと考えよう。
※1ターンにつき持ち時間は100秒なので相手ターンに確認しておこう
■バトルメニュー
戦闘中、バトルメニューを見ることで相手の情報とログを確認ができる。その画面でリタイアを押すことで降参もできるようになっている。相手の情報やログを整理したい時や勝ち筋が見えずリタイアをしたい時はこの画面を開こう。
編集部コメント
限られた回数の進化をどう使うかがバトルの鍵になってくるだろう。上記で紹介した5人のキャラクター以外にも2人、公式サイトでは設定が公開されている。本タイトルは事前登録することでカードパックチケットを3枚、更に友達招待で+1枚を手に入れることができるので、是非この機会に事前登録をしよう。