日本庭園や日本画の様式のひとつである枯山水。水の無い庭で、水を使わずに石や砂などによって山水を表現する庭園様式です。
今回はそんな日本ならではの「わびさび」を感じることができてしまう渋すぎる
「カプセル枯山水~春はあけぼの編~」を購入&レビューしていきます!
デスクで味わう「わびさび」の心・・・
普段は馴染みの無い人が多い日本庭園の枯山水。
でも砂で描かれた砂紋など、見ると自然とキレイで何か落ち着く風景ですよね。
それをなんとカプセルサイズで実現してしまったカプセル枯山水がタカラトミーアーツより販売されました。
砂紋も自由にかけるという代物に期待が膨らみます。
▲カプセル枯山水~春はあけぼの編~
カプセル枯山水~春はあけぼの編~は全4種で1回200円。
▲カプセル枯山水が4つ。
いつも通り1000円分回そうとしたのですが、ストレートで4つ違うものが出てしまい、全4種だったので4回でやめてしまいました。
とりあえずGETした枯山水セットを開封していきます。
▲1つめ。こちらは基本セット(木)。
▲2つめ。こちらは情景セットA。
▲3つめ。基本セット(黒)
▲4つめ。情景セットB。
▲今回入手したカプセル枯山水セット。全4種ストレートで800円。
そんなわけで全4種揃ってしまいました。
でもこれって砂入った基本セット手に入れられないと、たぶん何もできないですね…。
カプセル枯山水~春はあけぼの編~のラインナップは下記の通り。
・基本セット(木)
・基本セット(黒)
・情景セットA
・情景セットB
今回は運良くすべて入手することができました。
砂紋を思いのままに描く
まずはそれぞれの内容を見ていきます。
▲まずは基本セット(木)
こちらは箱となる木(プラスチック)の枠と熊手、砂、写真に写ってませんが底シートのセット。
組み立ては後ほど。
▲基本セット(黒)
こちらは基本セット(木)と同じものがすべて黒くなっているセット。
木のセットよりも少し雅になるかも?
▲情景セットA
こちらは庭の情景を作るセット。
石が2つと芝マット10個がセットになっている。
▲情景セットB
続いて情景セットの2種類目。
こちらは、庭師、砂山、(写真だと裏返しになってますが)縁側板の3つが入っています。
ちなみにこの庭師は編集部で何故か田吾作と命名されました…。
さて、それでは組み立てていきましょう。
▲熊手
まずは砂紋を描くために使う熊手から。
爪楊枝型の棒にヘッドパーツを差し込むだけです。ヘッドパーツは2種類あり、小さい方が小回りが利きます。
きちっとハマるわけではないので注意しましょう。
ちなみに棒の先端の尖っている部分でも砂紋を描くことができます。
▲箱の組み立て
組み立てトレイとなる木枠を作ります。
縁が丸くなっている方を上にして、繋いでいくだけで簡単につくれます。
形は写真の形にしかできませんが、基本セットを2個以上持っていればつなげることは可能かもしれません。
それから白い底シートがあり、こちらを木枠に取り付けます。
(筆者はただの紙だと思って一度捨ててしまいました・・・)
▲底シートを木枠に取り付けた図
底シートはシールになっているので、外側の縁になる部分のみシールを剥がします。
内側を剥がしてしまいそうですが、剥がすのは外側なので注意しましょう。
▲砂を流し込みます。
白い粉ではなく白い砂を作った木枠に入れます。
入れたあと軽く横に振るとなだらかな感じになります。
これで基本セットの準備は完了です。
続いて情景セットを使っていきます。
▲石を置く。
情景セットAから石を置きます。
なんか、ぽくなってきた気がします。
▲砂紋を描いてみる。
人生で初めて砂紋を書きました。
いや、子供の時に砂場で描いたことはありますが、それって砂紋に入りますか?
というか熊手で描くの難しいです。
▲他の情景セットを使う。
芝マットを市松に配置して、縁側板と砂山を設置。
砂山は縁の部分があるので、砂をかけて縁を見えなくするのがベストです。
あと、設置したパーツを外すと漏れなく机が砂まみれになる可能性があるので、ピンセットやティッシュを使いましょう。
筆者は写真の通り、砂をこぼしました。
▲それっぽく設置して砂紋を描く
やっぱり庭には石が欲しい。ということで砂山をやめて石を設置。
石のまわりに波形の砂紋を描いてみました。
なんかそれっぽい!でもこれが限界!
大きさもあるのか綺麗な砂紋を描こうとすると難しいですね。
やっぱり基本セットつなげてもうひと回り大きい環境が欲しい…。
小さいながら本格派な枯山水キット
普段馴染みはあまり無いかもしれないけど、見れば日本の和の心が感じられる枯山水。
このカプセル枯山水を使えば、誰でも机の上で気軽に砂紋を描き、わびさびを感じることができます。
渋すぎてもはやネタっぽくなりそうですが、是非手にして自分なりの枯山水を作ってみてください。
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