2017年1月21日(土)から連載がスタートし、これまでに217種類のカプセルトイを紹介してきた『週刊ガチャ』。今回は番外編として、カプセルトイについてのお話をしていきたいと思います!
カプセルトイの始まり
硬貨を投入してレバーを回すと商品をゲットできる、カプセル自動販売機はもともとアメリカで考案され、球体ガムの小型自動販売機が始まりとされています。英語では「Capsule toy」や「Gachapon Capsule」と呼ばれています。
やがて球体ガムの他に小さな玩具をカプセルに入れたものが発売され、アメリカでも流行しました。1965年にアメリカから輸入され、日本にやって来たカプセル自動販売機は、1970年代になると全国に広まり、玩具メーカーの参入やオリジナル玩具に加えて版権キャラクターのカプセルトイが登場するようになりました。
▲「週刊ガチャ」で紹介したキャラクターのカプセルトイ
「ガチャガチャ」といわれた方がピンとくる人や、そう呼んでいるという人も多いはず。住んでいる地域や年代によって呼び方が変わるのもカプセルトイの特徴です。
ガチャ?ガシャ?なんで違うの??
カプセルトイの名称は玩具メーカーがそれぞれ商標登録していることが多く、
ガチャ、ガチャポンはタカラトミーアーツ、
ガシャポンはバンダイがそれぞれ商標登録をしていいます。また、「ガチャポン」に関しては、カプセルトイおよび其の自販機としてはタカラトミーアーツ、玩具一般としてはバンダイがそれぞれ登録商標しています。ちなみに、カプセルが出てくる「ポン」という音が聞こえることから「ガチャポン」と呼ばれるようになったそうです。
また、ソーシャルゲームでもキャラクターやアイテムのランダム販売するための機能としてガチャという名前がついていますが、ソーシャルゲームではカプセル入りの自販機とは違う商標登録がされているため、ソーシャルゲームでもガチャという名前が使用されています。バンダイナムコエンターテインメントが配信するソーシャルゲームでは
ガシャが使用されています。
▲ミニ四駆 超速グランプリでは「ガシャ」
玩具メーカーの商標登録によって呼び方が変わるカプセルトイ。メーカーオリジナルのおもしろいカプセルトイや、キャラクターのカプセルトイ、バラエティーに富んだカプセルトイが毎月たくさん発売されています。週刊ガチャでは今後もカプセルトイの紹介をしていきます!来週もお楽しみに!!
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