「資産運用の日」は、資産運用業務を行っているフィデリティ投信株式会社によって、「資産(4)(3)」と読む語呂合わせから制定されました。今回はそんな資産運用の日にちなみ、資産運用ができるゲーム作品についてご紹介します。
資産運用ゲームの元祖!?『都留照人の実践株式倍バイゲーム』
まず、本格派の資産運用ゲームといえば、PCエンジン用に発売された『都留照人の実践株式倍バイゲーム』。株式評論家の都留照人(つるてるひと)から「ツル流極意」を学んで株を売買し、最初に与えられた資産を目標金額まで上げていくゲームです。平社員から社長までランクを選べ、アシスタントの相場高子と一緒に株を運用していきます。トレーダーさながらに値動きを見て持ち株を売り買いできるので、リアルな株取引を楽しむことができる作品になっています。
カブ取引といえば『どうぶつの森』
また、
カブで熱くなるゲームといえば、任天堂の人気コミュニケーションゲームシリーズ「どうぶつの森」も外せません。NINTENDO64用に発売された第一作目の
『どうぶつの森』から登場している野菜のカブは日によって相場が変動するので、安く買って高く売り一攫千金を狙うことが可能です。しかし大量に買った週に限ってカブの値が上がらず、そのまま全部枯らせてしまったプレイヤーもかなり多いのでは。
最新作でもカブを売買『あつまれ どうぶつの森』
そんな「どうぶつの森」シリーズですが、昨年の3月には最新作
『あつまれ どうぶつの森』が発売され、全世界で3000万本出荷を超える大ヒットとなっています。この作品にももちろんカブが登場。島によって売られているカブの値段が違うということもあり、友だち同士でお互いの島を行き来してカブを大量買いする人が多くみられました。スローライフを送るためにはお金が必要というシビアな現実を、どうぶつの森は私たちにカブを通して教えてくれました。
株以外の資産運用も!「いただきストリート」シリーズ
ほかにも、株以外の資産運用が気になる方には
「いただきストリート」シリーズがおすすめ!プレイヤーがゲームボード上を周回しながら物件や株式を購入しつつ総資産を増やしていく「いたスト」は、1991年ファミリーコンピューター用に発売された第一弾から始まり、2017年に発売された最新作
『いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー30th ANNIVERSARY』まで、計14作品発売されています。株への投資だけなく、物件を買っておけば他プレイヤーから「買い物料」と呼ばれる収入を得ることができるので、戦略を立て資産を増やしていく喜びを味わえるようになっています。
美術品でも資産運用!「桃太郎電鉄」シリーズ
さらに、資産を運用していくボードゲームといえばやっぱり
「桃太郎電鉄」シリーズ!物件を買っていくのはもちろんですが、作品によっては美術品の投資システムもあるのが特徴です。例えば1995年にスーパーファミコン用に発売された
『スーパー桃太郎電鉄DX』には「あやしい人」が登場し、ゲームの年数に応じた価格で美術品を売りつけてきます。本物なら高い価値が付き総資産が年々上昇するのですが、偽物の場合は単に大金を失ってしまうという賭けでもあるこのイベント。運に任せて美術品を買ってみるかはプレイヤー次第です。
最初は何から始めたら良いかわからない資産運用。株の取引や株以外の資産運用である物件購入、美術品投資など様々な投資方法をゲームで簡単に体験してみるのも面白いかも!?