「7(な)3(みだ)」と読める語呂合わせから
涙の日として制定されている本日7月3日!悔し涙、嬉し涙など涙にはいろいろありますが、感動するゲームをプレイして涙を流したことがある方も多いのではないでしょうか。数多くある泣けるゲーム作品、通称
「泣きゲー」の中から、今回は選りすぐりの5本をご紹介します!
ラストまで涙はがまん!『MOTHER』
まずは、キャッチコピー「エンディングまで泣くんじゃない」で有名なRPG
『MOTHER』。コピーライターの糸井重里氏がゲームデザインを手がけ、1989年に任天堂より発売された作品です。1人の少年とその仲間たちが各地で起こる異変の真相を突き止めるため旅に出るというストーリーで、ポップミュージック基調のBGMやカートゥーン風のキャラクターデザインなど、斬新な要素が多く含まれています。現代アメリカを舞台にしたノスタルジックで切ない世界観が今でも高く評価されている作品です。
様々な時間軸で楽しめる感動的な物語!『クロノ・トリガー』
次に「ファイナルファンタジー」シリーズの坂口博信氏と、「ドラゴンクエスト」シリーズの堀井雄二氏、「ドラゴンボール」の鳥山明氏が手掛けたRPG
『クロノ・トリガー』。
タイムトラベルが題材となっており、5つの時代を移動して冒険していきます。世界を救うために行動する主人公クロノが旅の中で触れ合っていく、蛙の姿の剣士「カエル」、心を持ったロボット「ロボ」、発明好きの少女「ルッカ」のストーリーなど、個性豊かなキャラクターたちの物語に感動させられる人気作品です。
元祖泣きゲー!?『ONE ~輝く季節へ~』
そして、1998年に「心に届くADV第2弾」として発売された大人向け恋愛アドベンチャーゲーム
『ONE ~輝く季節へ~』。「泣きゲー」というジャンルを開拓したことで広く知られている作品です。ほのぼのとした恋愛パートやギャグを交えた日常パートでプレイヤーを感情移入させ、終盤の劇的な別れと再会で感動させるという本作の構成は、その後につづく恋愛ゲームの定番スタイルとなりました。
後に、新ヒロインが追加されるなどの変更がされたPlayStation用移植作
『輝く季節へ』が発売されています。
名曲ぞろいの恋愛アドベンチャー『AIR』
また、株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドKeyが制作した大人向け恋愛アドベンチャー作品
『AIR』。1994年夏の田舎町を舞台に、青年と少女の優しくも悲しい物語が描かれています。DREAM編、SUMMER編、AIR編の3部構成となっていて、時間軸や視点を変えてストーリーを楽しむことが可能です。よく練られたシナリオと主題歌である「鳥の詩」など高品質な楽曲の相乗効果で感動を呼び起こす本作の手法は、その後の作品にも大きな影響を与えました。本作は後にドリームキャストやPlayStation2など様々なハードに移植されています。
友情や家族愛も描かれた名作『CLANNAD』
さらにKeyが制作した3作目となるアドベンチャーゲーム
『CLANNAD』。これまでの作品とは異なり全年齢対象のPCゲームとして2004年に発売されました。学園内の恋愛劇だけではなく友情や家族愛もテーマに描かれ、「学園編」と「アフターストーリー」の2部構成になっています。ヒロインからサブキャラにいたるまで、そのほとんどにルートがあることが特徴。
2019年にはNintendo Switch版も発売されるなど、今でも多くのファンに愛される作品です。
涙にはストレス解消やリラックス作用など、心身にとってのメリットも多いそう。本日涙の日は「泣きゲー」をプレイして思い切り涙を流しましょう!